ポフルのデュエルマスターズ研究所

デュエマが強くなりたい人、デュエマをもっと色々な角度から楽しみたい人に贈る、アツかりし研究ノート的存在。

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G・リンクについて -特殊なギミックを味わいつくそう

「神」というワードには、何か心惹かれるものがありますよね。ポフルです。

 

カードゲームにおいて、「ドラゴン」の次によく出てくる生き物「神」(生き物と言っていいのかどうかは怪しいですが)。

 

デュエル・マスターズにおいても、「神」のカードというものは存在します。……存在し過ぎな気もしますが。

神のカードは、種族に「ゴッド」という名前を持っています。

 

特に、ゴッドを前面に押し出したシリーズというのが、「極神編」そして「エピソード3」。

 

上記シリーズに収録されたゴッドには、大抵、「G・リンク」と呼ばれる、デュエル・マスターズの全能力の中でも特殊で複雑なギミックを内蔵しています。

 

効果のシンプルさを前面に押し出したエキスパンションである「革命編」や、「ジョーカーズ参上」にてデュエル・マスターズを新しく始めた人や、「不死鳥編」あたりまででデュエマを引退したのちに、上記エキスパンションで復帰した人たち。その中でも、デュエル・マスターズというゲームに慣れてきた人たちに向けて、「こんな複雑なことも出来るんだぞ。デュエマってすごいよね」という事を理解してもらえるように、今回の記事は、「G・リンク」について書きたいと思います。

 

 

そもそも何故今「G・リンク」の話をするのか

「G・リンク」を持つクリーチャー及び、「G・リンク」をサポートするカードは、最新パック「ジョーカーズ参上」には収録されておりません。

そして、「G・リンク」がフィーチャーされたのは一番最新のものでも「エピソード3」です。この「エピソード3」というのは今から4年前のシリーズになり、店頭に置いてあるかどうかも怪しいシリーズです。かろうじて置いてある場所もあるにはありますが。

 

しかしながら、「G・リンクをサポートするカード」や、「G・リンクを持つクリーチャー」は、「革命ファイナル」。つまり1年前のシリーズで登場しているのです。

 

「どうせファイナルメモリアルパックE1・E2・E3だろ?」と思われる方もいるかもしれませんが、意外や意外。「輝け!デュエデミー賞」に収録されているのです。また、「革命編」にて登場した悪名高き闇鍋パック「超ブラックボックスパック」にも収録されております。

 

前者には「プロジェクト・ゴッド」が再録。後者には「左神人類 ヨミ」「右神のイザナイ ゾロスター」「神の子 イズモ」の三種類が新規で収録されています。

 

効果については、まだG・リンクについての説明ができておらず、そのまま載せてもさっぱりかもしれませんという建前で本当は面倒だから。よってG・リンクの説明から入らせていただきます。

「G・リンク」とは

一言でいうのであれば、「合体能力」です。

「G・リンク」能力を持つもの同士で合体し、1体のクリーチャーになるという能力になります。

ただし、「G・リンク」を持っているクリーチャー同士ならばどんな組み合わせでも合体できるというわけではありません。合体できるゴッドには条件があります(1枚だけ例外がありますが)。

 

「極神編」にて登場したゴッドと、「エピソード3」にて登場したゴッドでは、それぞれ条件が異なるため、二つに分けて説明します。

極神編のゴッド

 数多くのゴッドが存在していますが、この頃のゴッドで有名なものはおそらく、「龍神ヘヴィ」「龍神メタル」「破壊神デス」の3種類。「ヘヴィ・デス・メタル」とよばれるゴッドでしょう。実はこの3枚も、革命編の時期に、クロニクルパックにて再録されました。

 

龍神ヘヴィ

闇文明 ゴッド/ドラゴン・ゾンビ

コスト5 パワー5000+

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、カードを1枚引き、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。

G・リンク《破壊神デス》または《龍神ヘヴィ》の左横(バトルゾーンに自分の指定ゴッドがあれば、このカードをリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性〔パワーや能力〕を持つ1体のクリーチャーとなる。バトルゾーンを離れる時は、どちらか1枚を選ぶ)

■このクリーチャーがリンクしている時、相手のクリーチャーはこのクリーチャーを可能であれば攻撃する。

 

龍神メタル

火文明 ゴッド/アーマード・ドラゴン

コスト7 パワー7000+

■W・ブレイカー

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクロスギア1枚か、相手のマナゾーンにあるカード1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。

■G・リンク《龍神ヘヴィ》または《破壊神デス》の右横。

■このクリーチャーは、リンクしている時「T・ブレイカー」を得る。

■このクリーチャー、《龍神ヘヴィ》《破壊神デス》の3体がリンクしていて、《破壊神デス》がバトルゾーンを離れた時、このクリーチャーを《龍神ヘヴィ》とリンクしてもよい。

 

破壊神デス

闇/火文明 ゴッド

コスト10 パワー11000+

■マナゾーンに置くとき、このカードはタップして置く。

■スピードアタッカー

■W・ブレイカー

■トライ・G・リンク《龍神ヘヴィ》の右横または《龍神メタル》の左横、またはその間(バトルゾーンに自分の指定ゴッドがあれば、このカードをリンクしてもよい)

■このクリーチャーは《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》とリンクした時、相手のゴッド以外のクリーチャーをすべて破壊する。

■このクリーチャーは《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクしている間、「ワールド・ブレイカー」を得、相手がクリーチャーを選ぶとき、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)

 

赤で示した通り、カードの名称を指定しており、条件はやや厳しいです。

デッキ構成もそれに特化したものにしなくてはならず、大抵のゴッドの文明がバラバラなため、構築難易度やプレイング難度は高いですが、その分リンク後の能力はオーバーキル気味。その凶悪なスペックを盾にガンガン攻めていく事が可能です。

例えば、ヘヴィ・デス・メタルなら、パワー23000のワールドブレイカー。リンク時の全体除去、アンタッチャブルに攻撃強制とやりたい放題です。

ただし、リンクしてなくても単体で強力な効果を持つゴッドも多かったり、リンクしやすくなるようなサポート効果を持っていたりするゴッドも存在しております。

 

最大6体でリンクすることができる「起源神」や。無限に横にリンクし続け、最大20体(後述の名も無き神人類も合わせれば24体)でリンクできる「五元神」がリンクした時の迫力はすさまじいというかドルマゲドン以上に邪魔。

まさに神と言える存在感にて、フィールドを制圧し、相手を圧倒することができます。

……五元神に関しては、5種類すべて使う事は稀ですけれどね!

 

エピソード3のゴッド

 イズモ

無色 ゴッド・ノヴァ/オラクル

コスト5 パワー5000+

■中央G・リンク(このクリーチャーまたは他のゴッドをバトルゾーンに出す時、自分の好きな数のゴッドからカードを1枚ずつリンクを外してもよい。その後、このクリーチャーを「右G・リンク」または「左G・リンク」とあるゴッドにリンクしてもよい)

 

妖精左神パールジャム

無色 ゴッド・ノヴァ/スノーフェアリー

コスト6 パワー6000

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーがゴッドとリンクした時、自分の山札から1枚目をマナゾーンに置く。

■W・ブレイカー

左G・リンク

■このクリーチャーがリンクしている時、このクリーチャーはシールドをさらに1枚ブレイクする。

 

悪魔右神ダフトパンク

無色 ゴッド・ノヴァ/デーモン・コマンド

コスト7 パワー8000

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト6以下の無色のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。

■W・ブレイカー

■右G・リンク(このクリーチャーをバトルゾーンに出すとき、「中央G・リンク」または「左G・リンク」を持つゴッドの右側にリンクしてもよいリンクしたゴッドは、各ゴッドの特性(パワーや能力)をすべて持つ1体のクリーチャーとなる。バトルゾーンを離れる時は、その中の1体を選ぶ)

 

エピソード3では、「ゴッド・ノヴァ」と「ゴッド・ノヴァOMG」が登場しました。前者は無色クリーチャーで統一されており、後者は光と闇で構成されております。

この2種類がもつリンク能力は、「右・中央・左の組み合わせで好きなようにリンクすることができる」というもの。カード名を指定していないため、リンクの幅が広く、手札事故の可能性も軽減されています。

 

その分、リンクした時の能力は名称指定のゴッドと比べると控えめ。どちらかと言えば、リンクというシステムそのものを利用して戦っていくものが多いです。

また、基本的には3体まででリンクしていくので、迫力もやや抑えめ。ただし邪魔なのは相変わらず。ドルマゲドンよりは控えめ。

 

また、「名も無き神人類」というゴッドのみが持つ「中央G・リンク360」というものも存在しております。

 

名も無き神人類

無色 ゴッド・ノヴァ

コスト7 パワー3000+

中央G・リンク360(このクリーチャーまたは自分の他のゴッドをバトルゾーンに出しす時、クリーチャーの名前をひとつ選ぶ。このクリーチャーは、このようにして以前選んだ名前のかわりに、新たに選んだ名前を、カードに書かれている名前に加えて持つ。その後、自分のゴッド1体からカードを1枚リンクを外す。その後、このカードを好きな数のリンク可能なカードとリンクしてもよい)

 

この効果を簡単に説明するなら、「自身の名前を好きなように変更後、自身にリンク可能なゴッドを好きな数だけリンクする」というもの。

例えば、このクリーチャーに《破壊神デス》という名前を与えてやれば、《龍神メタル》や《龍神ヘヴィ》を自身とリンクすることが可能となるわけです。

そして、この効果は「中央G・リンク」なので、「右G・リンク」や「左G・リンク」との併用も可能です。

よって、「妖精左神パールジャム+名も無き神人類(破壊神デス)+龍神メタル」というカオスな神を降臨させることも可能という事です。

実用性はよくわかりませんが、とにかく旧ゴッドと新ゴッドをつなげるカードとしての役割も持てるようになるでしょう。

 

「G・リンク」についての細かいあれこれ

ゴッドリンク能力にてリンクしたクリーチャーの特徴として重要な部分は、「リンクしたゴッドは、2枚で1体のクリーチャーとして扱う」という事。そして、「リンクしているゴッドが場から離れる時は、どちらか1枚を選んで場から離し、もう1枚は場に残す」という部分でしょう。

リンク状態のゴッドは、パワーや能力だけでなく、文明や名前、種族、コストも共有します。

例えば、龍神ヘヴィと龍神メタルがリンクした時は、「龍神ヘヴィ/龍神メタル」となり、コストは5+7=12。種族は「ゴッド/ドラゴン・ゾンビ/アーマード・ドラゴン」そして文明も闇と火の多色クリーチャーとして扱います。

 

ジョリー・ザ・ジョニーのマスターW・ブレイカーで、クリーチャーを選ぶ場合、ゴッドのクリーチャーが2枚だけ存在していて、その2枚がリンクしている場合、その2枚は1体のクリーチャー扱いなので、2枚とも破壊するということはできません。

クリーチャーの頭数を増やしにくいが、クリーチャーの頭数が減りにくい。何言ってんだこいつって感じの事を言っていますが、つまりはそういう事です。

ただし、カード指定除去に対しては、リンクしているゴッドうち一枚を選ばれ、そのまま抜き取られてしまいます。「1体のクリーチャーとして扱う」のであって、「1枚のカードとして扱う」わけでは無いのです。よって、オールデリートには無力です。(親友とのデュエマで昔この事を知らずにリンクを外してクリーチャーを残していました。ごめんなさい。)

 

また、場にいるゴッドが何かしらの効果を受けている時に別のゴッドとリンクしても、その効果は引き継いだままです。

攻撃できないという効果を受けている場合は、例え10体のゴッドとリンクしても攻撃できません。そんなことがあってたまるか。

 

また、テキストには書いていないのですが、G・リンクしたクリーチャーには、召喚酔いの概念がなくなるというトンデモルールも存在します。

逆にこれが無ければ、上のルールとあわせて「ゴッドリンクしたターンは攻撃できない」という事になってしまうので、しかたのない事でしょうか。

 

このように、「合体する」という説明だけなら簡単そうに見えますが、細かいルールまで掘り下げればもっと色々な発見があるでしょう。

この複雑さこそが、ゴッドの真の魅力なのではないかと私は思っております。

今後環境に顔を出すことはあるのか

 無いね!!!!!!

 

いえ、それは言い過ぎかもしれませんね。

ゴッドのパーツのみが活躍するという話は、実際「ジャスティスループ」にて《聖霊左神ジャスティス》が活躍しておりますが、ゴッドリンク自体が環境に顔を出すことは、今のところ想像できないですね。

その手間のかかる能力と、現環境にて活躍するカードとでつり合いが取れていないといいますか。なかなか難しいものがあります。

 

とはいえ、成功すればかなりの強さを誇るので、シンプルな戦いに慣れてきて、もっと手のかかるデッキを使いたいという人にはお勧めできるギミックですね。

 

 

まとめ

この記事、過去最高の文字数ですよね・・・・・・。

 

これでもまだそれなりに省略した方なんですよ。

この複雑怪奇で奥の深いギミックの愛好家の方がふえてくれないかなあなんて思っております。

そして、このギミックを使いこなした暁には、デュエマ界に対して宣言してやりましょう。

「我は神の力を手に入れた」

 

以上。なんか思考回路が悪役だよなあ……なんて思うポフルでした。