ポフルのデュエルマスターズ研究所

デュエマが強くなりたい人、デュエマをもっと色々な角度から楽しみたい人に贈る、アツかりし研究ノート的存在。

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《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》 ―あれは10年ほど前の話。

懐かしいカードを引っ張り出して、毒にも薬にもならない過去を思い出したポフルです。

 

私が小学生の頃。決して多くは無いお小遣いを握りしめてパックを買っていたころの話ですが。

 

私が初めて当てたレアカードは、《聖霊王 アルカディアス》と《応援チューリップ》でした。

アルカディアスに関しては、私が今でも光文明が好きな理由にもなっています。

その後も何回かレアカードを当てた経験はありましたが、私が上の2枚以外で印象に残っているレアカードが、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》です。

 

 

ちょっとした思い出話

「コロコロ・ドリーム・パック」という、再録カードが何枚かと新規カードが何枚かが収録されていたパックですが、その中で私は《守護聖天ラディア・バーレ》が欲しかったのです。

当時としても、6コストパワー9500のブロッカーでW・ブレイカーの進化クリーチャーという、正直ただデカいだけの中途半端なブロッカーといったスペックのクリーチャーを何故ほしかったのかわからないのですが、とにかくそんな夢を持ちながら、当時一番近くの駄菓子屋さんでパックを買いに行ったのです。

 

そこには、当時の私よりも3つくらい上の見知らぬ兄ちゃんが、金の暴力と言わんばかりに「コロコロ・ドリーム・パック」を剥いていました。「当たらねぇ当たらねぇ」と言いながら。

それを遠くから眺めながら私は6パック程買って剥きました。

 

そして出たのが《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》だったのです。

 

正直なところ、がっかりしましたよね。光文明スキーな私としては、このカードが特別な物には思えませんでした。そのまま帰ろうとしたところ、先ほどの兄ちゃんが一言。

 

「マジでボルサファ出ねえな」

 

あれだけ大量にパックを買っていた兄ちゃんが、そうしてでも欲しいカード。

それをあっさりと引き当てた私。

 

ええ。

逃げるように帰りましたとも。

 

まだまだデュエマのカードの強さがわからなかった私ですが、なんとなくこの子がものすごく強いカードに見えて、このカードのためにマナブーストカードを入れてコッコ・ルピアも入れた、小学生特有の「ドラゴンデッキ」を組んで、試しにと一人で光のデッキと戦わせたところ、サファイアが出た試合は必ず勝つという事実を突きつけられました。

 

そこから、友達の間では負けなしの最強デュエリストとなり、いつの日か仲の良かった友達も離れていき、孤高のデュエリストとなったわけです……。という事にはさすがになりませんでした。

 

そのころはもうデュエマブームが鎮火し始めていた時でして、

私の作った最高のドラゴンデッキというのは、幻のデッキとして、その一生を終えたのでした。

 

という、そんなことを思い出したのです。

そんなサファイアを最近改めて取り出してきて、(以前使えなかった分、活躍できる場を設けてあげたいなあ)と思ったわけですね。

 

サファイアってプレミアム殿堂じゃないの!?

この子が登場して1年にも満たない間にプレミアム殿堂入りしたことは、恐らく私と同年代くらいの人たちの中では有名な話でしょう。

コストに対するスペックは適切であるという話もありますが、当時はコスト踏み倒し方法が豊富かつ緩く、その重いコストが飾りになっていたわけです。

 

歴史が変わったのは2015/09/19の事。

デュエマ界史上初の殿堂解除が実施され、その第一号として《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》の、プレミアム殿堂入りから殿堂入りへの降格が実施されたのです。

 

当時から人気の高かったボルメテウスシリーズの中でも良くも悪くも最強格のクリーチャーが制限解除ともあって、デュエマ界の話題の中心に立っていた……気がします。

 

2017/07/27現在、このカードは殿堂入りのまま。1枚だけ、デッキに入れることができますね。

 

考察編

真面目に考察していきましょう。

カード情報

 

ボルメテウス・サファイア・ドラゴン

火文明 アーマード・ドラゴン

コスト10 パワー11000+

■スピードアタッカー

■パワーアタッカー+3000

■T・ブレイカー

■このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに、持ち主の墓地に置く。

 

評価(現代でも通用するかどうか)

他のカードとの比較

この子が「デュエルマスターズ界最強カード」と呼ばれたのも今は昔の話。カードプールの増加にインフレの影響もあり、火文明コスト10のクリーチャーとしても、シールド焼却カードとしても、ライバルが増えています。

 

コスト10の火のクリーチャーとしては、

  • 「金でエクストラターンが買える」と揶揄されるほどに緩いエクストラターン追加効果持ちの《勝利宣言 鬼丸「覇」》
  • ドラゴン以外の登場を許さない《龍世界 ドラゴ大王》
  • 火力、パワー増加、二回攻撃、Tブレイカーと、フィニッシュ能力に長けた《勝利天帝 Gメビウス》
  • ドラグハートとの組み合わせて強力で豪快なフィニッシャーとなる《二刀龍覇 グレンモルト「王」》
  • 攻撃時に、強力な全体火力と、破壊した分だけのコスト踏み倒しのチャンスを得られる《勝利のレジェンド・ガイアール》
  • 全体破壊とQ・ブレイカー。エクストラウィンまで考慮に入る《ジョリー・ザ・ジョニー・Joe》

 

シールド焼却の面からは

  • パワーとブレイク数が減り、水との多色になったものの、コストが2下がってコマンドを追加され、アンブロッカブルまで付いた《ボルメテウス・蒼炎・ドラゴン》
  • ブレイク数とパワーが減り、闇文明との多色化、スピードアタッカーも無くなったものの、コマンド追加と確定除去がついた《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》
  • 1コスト重い無色でスピードアタッカーを持たないが、登場時に相手のカードを4枚シールドに送り、除去しても手札に戻る《「祝」の頂 ウェディング》
  • 自分のドラゴンの攻撃時に1枚焼くことができ、一度だけの敗北回避能力まで備えた《不敗のダイハード・リュウセイ》

 

と、よりどりみどりですね。

 

他にも、VANベートーベンのような、方向性こそ違えど強力な超大型クリーチャーは増えました。

少なくとも、マナを伸ばすデッキならとりあえず入れておけと言えるようなオンリーワンの性能ではなくなったという事になりますね。

 

コスト10の火のクリーチャーを比べた場合、サファイアの場合、出したターンに確実に勝てる、または相手を強力に縛る事ができるといった速効性はありませんが、スピードアタッカーとシールド焼却という組み合わせによる奇襲性と安定感で差別化出来ているでしょうか。

他のカードはこのカード程S・トリガーに強くないという事が利点になりますね。

 

この、スピードアタッカーと焼却効果の組み合わせによる差別化は、ウェディングとの差別化でも使えますね。

ウェディングはサファイアよりも対応の難しさにおいて優秀ですが、出したターンに確実に相手を倒せる効果ではありません。1コスト重い点も相まって、物量で戦ってくる相手に対しては焼け石に水となる可能性もありますし、踏み倒しで出す事を考えるなら、サファイアの方が仕事を遂行しやすいです。

蒼炎に関しては、色とブレイク数で差別化できそうですね。

 

サファイア自身は殿堂入りしている事もあって、デッキコンセプトにすることは難しいです。そのことを踏まえるとむしろ、上記カードを扱うデッキに隠し味程度で刺しておくのが良いのかもしれません。

デッキスロットの問題こそありますが、現環境でもいざこのスペックのクリーチャーを出されると困ります。

《閃光の守護者 ホーリー》などの強力なトリガー獣の登場や、スーパー・S・トリガーの登場等、カードパワーが上がるにつれて、トリガーも強力なものが増えているので、そのトリガーを無力化できる存在というのはどの時代でも強いと言えるでしょう。

また、このクリーチャーの弱点だった、「相手の場にブロッカーがいると、役割を遂行し辛くなる」という点についても、ブロッカー除去が豊富となった今では些細な問題となっていますね。

 

幸い、この子は初登場時よりもサポートが豊富となったドラゴンなので、合うデッキではしっかりと活躍してくれるでしょう。

 

 

まとめ

なんだか自分の思い出を勝手に振り返るような記事になってしまいましたが、今でもこの子の人気と実力は決して衰えていないと思っています。

プレ殿の報告を受けて箪笥の肥やし的なものになっていたこのカードを引っ張り出して、この子が活躍できるデッキを探してあげてはいかがでしょうか。

 

 

以上。私はとりあえず《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》を採用したデッキに思考停止して入れてみました。ポフルでした。

 

あ、このデッキですよ。↓(ダイマ)

 

www.dmasters-pohu.com