ポフルのデュエルマスターズ研究所

デュエマが強くなりたい人、デュエマをもっと色々な角度から楽しみたい人に贈る、アツかりし研究ノート的存在。

《護法の精霊アムシオン》 ―メタリカとの相性は別に良くないと思います。

メタリカ使いのジェントルマンとデュエマする機会があり、ものすごく勉強になりました。ポフルです。本当にすごかったですね。はい。

 

なんせその方は、モルトNEXT相手に互角の戦いを繰り広げた猛者なのですから。私すっごく感動しました。

 

と、メタリカを使う身としては負けてられないなと思い、色々カードを見直していたのですが、気になるワードが。

 

「《護法の精霊アムシオン》がメタリカとの相性が良い」

 

速攻で調べてみましたが、はい。まあ相性自体は良いのですが……という感じでした。

今回は「メタリカデッキにアムシオンを入れることは可能か」という点で考えていきましょう。

 

 

カード情報

 


護法の精霊アムシオン

光文明 エンジェル・コマンド

コスト6 パワー5500+

■バトルゾーンにある自分の、タップされているクリーチャーのパワーは、攻撃していない時、+7000される。

■自分のクリーチャーがブロックされた時、その攻撃を中止してもよい。そうした場合、バトルは行われない。ただし、両クリーチャーはタップしたままである。


 

メタリカと何が相性が良いのか

まず着目すべきは「タップ状態のクリーチャーのパワーを+7000する」という効果ですね。

メタリカはタップされている時に相手が攻撃してきた場合、相手の攻撃先を曲げるクリーチャーや、タップインされるクリーチャーが多いので、タップ状態のクリーチャーを強化するこのクリーチャーとの相性は良好ですね。

 

もう一つの効果もそれなりにシナジーしており、相手が高パワーのブロッカーを立てていた時に、攻撃曲げのクリーチャーが攻撃できないというジレンマを解消することが可能です。

 

たしかに全体的にメタリカとの相性が良いクリーチャーですね。

 

相性が良いからと言って、実際に入るかどうかは別問題。

まず問題としたいのが中途半端なコストの高さです。

《星の導き 翔天》で出せるじゃねえかという意見についてもここでは意異議を唱えましょう。

そもそも翔天で出したいクリーチャーには、

  • コスト踏み倒しによって劣勢を一気にひっくり返す《オヴ・シディア》
  • 戦闘で勝った時の踏み倒しと、相手が攻撃しなかったターンの終わりにスパークを放つ《大迷宮亀 ワンダー・タートル》
  • 《奇石 ルドルゴ》等、相手クリーチャーをタップするクリーチャー

と、多岐にわたります。

 

では、アムシオンがそれらのクリーチャーと渡り合える力を持っているのかと聞かれると、首をかしげるところです。

まず前半のパワー増加ですが、そもそも《紅の猛り 天鎖》のような、攻撃を曲げる先にうってつけの軽量クリーチャーが存在しています。このクリーチャーがいれば、攻撃を曲げるクリーチャーたちが攻撃されることは無いと言っていいでしょう。

 

 

天鎖のパワーを増加できることについては、パワー14500でも足りないというのはいったい誰と戦っているのかという話になってきますね。

 

当然、翔天で上記の大型クリーチャーを踏み倒した場合も同様です。

つまりは、アムシオンを出さなくても、自分のタップされているクリーチャーを守るという目的は達成されているわけです。

 

そもそも、メタリカの攻撃を曲げる効果を使う場合、自身をアンタップしてからバトルを行う事になるので、効果を発動したらパワー増加の恩恵は消えます。効果を発動したクリーチャー以外の場所に攻撃を曲げないといけません。

そう考えると、自分のターンの内に2体のクリーチャーをタップしなくてはならないのですが、そんな手間をかけるよりも、天鎖をあらかじめタップインさせたままにしてしまえば良いですよね。

そのことを考えれば、いちいち6コスト帯まで待たなくてはならないこのカードより、上記の天鎖の方が向いていますよね。

 

相手の場にパワー5500以上のブロッカーがいる場合には翔天で攻撃ができなくなるので、後半の効果でそのサポートに……と言いたいところですが、ここでコスト6という翔天と同じコスト帯であることが足を引っ張ります。

アムシオンを先に出しておき、翔天をその後に出して攻撃……というのが速さ的にも理想の流れなのですが、アムシオンがメタリカでない事を考えると、《一番隊クリスタ》の存在から翔天の方が先にバトルゾーンに出ることになるでしょう。

アムシオンの効果で翔天をサポートする場合、上記の事から普段よりも1ターン展開を遅らせざるを得ない状況になってしまいます。この1ターンは、インフレの進んだ現環境では危険ですね。

 

アムシオンの場合、火力に強くなるという利点はあります。

パワーを参照する火力に対しての耐性を得られるというのは、大量展開を得意とするメタリカにとってはうれしい点です。

 

しかし、現環境に置いて主流な複数除去手段は、《テック団の波壊Go!》《爆殺!!覇悪怒楽苦》のようなコストを参照するものです。

パワーを参照するのは《メガ・マグマ・ドラゴン》くらいなものです。

メガマグマに対して耐性を得ることは利点ですが、積極的に攻撃に参加させたくない一番隊や《龍装者 バーナイン》が焼かれてしまうという、一番守りたいクリーチャーを守れないジレンマが出てきます。

個人的に、メガマグマを見るなら《光器 ペトローバ》を推していです。ペトローバ自身は破壊されてしまいますが。

 

 

以上のことから、アムシオンはメタリカとの相性良くないと思うんですよね。

 

 今のメタリカに欲しいもの

今のメタリカに欲しいものは、制圧力よりも、展開の速さもしくは序盤の強力な抑制だと思うのです。

 

攻撃抑制、呪文メタ、各種耐性。展開さえうまくいけば実質詰みの段階までもっていく事の出来ることができる種族デッキになっています。

ただし、それを実現するためには序盤の妨害、またはスピードが足りていないのです。

現状はアムシオンのような制圧力を高めるタイプのカードよりも、序盤の展開を支えるカードの方が採用されるだろうなと思うのです。

 

 

以上。翔天を出すまでの動きを強力にするようなそんなカードは無いのかなあ。なんてそんなことを思うポフルでした。