ポフルのデュエルマスターズ研究所

デュエマが強くなりたい人、デュエマをもっと色々な角度から楽しみたい人に贈る、アツかりし研究ノート的存在。

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《超越男》 -両レガシーデッキ対応というネタ枠と見せかけた実用的カード(一部デッキのみ)

全国大会店舗予選優勝しましたが、その記事はまた明日。ポフルです。

 

革命編にて発売された「超ブラックボックスパック」。その圧倒的インパクトから未だに忘れていない方も多いでしょう。

 

明らかにネタ枠として入れられたカードや、実用的なカードまで幅広く揃えたお祭りパックで、カジュアルに楽しむ方もガチの方も納得の内容でしたね。

 

そんなパックの中に、とてつもないインパクトを誇るクリーチャーが存在していたことをご存じでしょうか……なんていっても、そもそも心当たりが多すぎてどのカードの事を言っているのかわからないという方が大半だとは思いますが。

 

私にとってインパクトの強いカードというのは《超越男》ですね。この子が出た瞬間、「効果枠やべえ」「5色で使えってかwww」「というか意外に汎用性高い」など、様々な考えが浮かんで混乱した覚えがありますね。

 

今回はこのカードを、

  • どんなデッキで使えるのか
  • そのデッキでは各能力をどう使うのか

という2点に注目しながら書いていきたいと思います。

 

 

カード情報

超越男

光/水/闇/火/自然 アウトレイジ/ヘドリアン/シノビ/ダイナモ/ハンター/チルドレン/ロスト・クルセイダー/カレーパン/ピアニスト/ワールドアイドル

コスト5 パワー2000+

■マナゾーンに置くとき、このカードはタップして置く。

■S・トリガー

■S・バック―多色(多色カードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、コストを支払わずにこのクリーチャーを召喚する)

■シールド・ゴー(このクリーチャーが破壊された時、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに表向きのまま加える。このクリーチャーが表向きで、シールドゾーンを離れる時、かわりに自分の墓地に置く)

■ニンジャ・ストライク 5(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが5枚あり、その攻撃中に「ニンジャストライク」を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く)

■ロスト・プリズム(このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。それが多色カードであれば、手札に加える)

■ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)

■パワーアタッカー+1000

■ハンティング(バトル中、バトルゾーンにある自分のハンター1体につきこのクリーチャーのパワーを+1000する)

■スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)

■エスケープ(このクリーチャーが破壊されるとき、墓地に置くかわりに自分のシールドをひとつ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)

■ダイナモ(バトルが始まる時、あるいはこのクリーチャーで攻撃できる時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうした場合、そのターンの終わりまで、このクリーチャーのパワーと能力をバトルゾーンにある自分の他のダイナモ1体に加える)

 

 

まずは全体的に使えそうな能力を解説

このクリーチャーの着目すべき点は、「スレイヤーと破壊耐性及び破壊時効果、奇襲性の高い踏み倒し能力がシナジーしている」という点でしょう。

S・トリガーとS・バックを持っているため、相手がシールドを殴ってきた時にその2種類の効果でバトルゾーンに登場させる事によって、次のターンの殴り返しを狙う事が可能となります。

その上でスレイヤー持ちなので、ほとんどのクリーチャーを破壊する事が可能なだけでなく、エスケープによるシールド回収と破壊耐性、シールド・ゴーによる守り固めという2種類の効果によって、ただのスレイヤーで終わらせないスペックを実現しています。

また、自分のクリーチャーが攻撃された時には、ニンジャストライクとガードマンの組み合わせにより、手札からそのクリーチャーを守ることも出来ます。その場合もスレイヤーによって攻撃クリーチャーを返り討ちにできる事も評価できますね。

パワーアタッカーやハンティングによるパワー増加もあって困る事でもないのですが、基本的にはスレイヤーと踏み倒しを活かした使い方になるでしょう。

 

どんなデッキで使えそうか

解説は後程するものとして、まず扱えそうなデッキを羅列していきましょう。

 

  • 手出しも狙える5色デッキ
  • シノビをサーチできる《土隠雲の超人》を採用したタイプのシノビドルゲーザのようなデッキ
  • 種族デッキ(アウトレイジ、ヘドリアン、ダイナモ、ハンター)
  • 5色に限らずデッキの大半を多色カードにしたデッキ

 

上に羅列したデッキが何故《超越男》を使えそうなのかを順番に解説していきましょう。

 

5色デッキ

《超越男》自身が5色を持っていることを考えれば、真っ先に思いつくのがこのデッキでしょう。

元々多色カードを大量に採用するこのデッキではS・バックの条件を満たしやすいだけでなくロスト・プリズムによる手札補充も決まりやすくなります。

また、5色デッキにとって対策必須の《メガ・マナロック・ドラゴン》に対して《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》と同じように対策カードとして扱えるという点も相性の良い理由として挙げられますね。S・バックで《超越男》を出し、タップされているマナロックを殴り返し、スレイヤーで破壊するという使い方が可能です。そのブラッキオを、自身のエスケープでS・バックの条件を達成させることができるというシナジーも存在しています。

他のシノビや防御札と比べると、トリガーやS・バックで登場しても相手の打点を減らせないという欠点がある事には注意が必要です。

 

5色デッキなので、手出しも視野に入るという事がこのデッキで使う最大の利点でしょう。

ロストプリズムやエスケープによる手札補充やスレイヤーなど、他の5色レインボーと比べればその外見以外のインパクトは少ないですが、その分堅実な動きをしてくれます。

 

シノビドルゲーザ

このデッキも、5色ほどではないですが手出しが視野に入るデッキになります。

もともと優秀なシノビを色構成関係なくタッチで採用するのがこのデッキなので、その気になれば5色全てを入れる事も可能です。ただし、その分安定性は下がるので、このカードを出す事に執着はしないようにしましょう。

 

《土隠雲の超人》によってこの子をサーチできる事が一番の利点です。

ニンジャストライクを利用した防御札として見た場合、自分自身を守ることができない点と、スレイヤー《威牙忍ヤミカゼ・ドラグーン》がほぼ同じことを行う事ができるという点から他のシノビに劣りますが、S・バック能力の存在が他のシノビに無い《超越男》の利点でしょう。

上で何度も説明した通り、シールドを殴った相手クリーチャーを殴り返しで破壊することができるため、相手としてはシールドに攻撃することを躊躇うようになります。やや変則的な防御札として扱う事ができるわけですね。

 

また、《光牙忍ハヤブサマル》との相性も良好です。

スレイヤーとシールド・ゴーという効果自体がブロッカー能力と噛み合っており、そのブロッカー能力を付与する事ができるハヤブサマルとの相性は抜群です。

ただし、ニンジャストライクは一度の攻撃中に2回使う事ができないので、相手の1体目のクリーチャーの攻撃時にこの子をニンジャストライクで出し、2体目の攻撃でハヤブサマルを出すというプレイが必要となります。

流石に1回目の攻撃時に《超越男》が出た時点で、相手もある程度察して攻撃してこない事もあるので、トリガーやS・バックですでに場に出している《超越男》に対してこのコンボを使いたいですね。

 

ドルゲーザや「風雲!!怒流牙忍法帖」で収録された相性の良い新規カードが全て多色カードという事を踏まえれば、この子のS・バック条件もロスト・プリズムも成功しやすいでしょう。

 

種族デッキ

アウトレイジ

 アウトレイジについては、デッキが多様過ぎて何とも言えませんが、シールド・ゴー能力をサポートするデッキに入れてみることや、多色のアウトレイジを使うデッキで使う事で何かしらの仕事は出来そうです。

 

ヘドリアン

種族サポートは《超電磁妖魔ロメール》のみ。

やや力不足にも見えますが、《汽車男》や《学校男》など粒ぞろいな種族で、ロメールによって《超越男》がアンブロッカブルのスレイヤーになるという事はなかなか魅力的。破壊耐性によってフィールドにクリーチャーを残しつつ手札補充もできるエスケープによって、元々ビートダウンになりやすいこのデッキの強烈なサポートとなります。

殴り返しを抑制するスレイヤーとエスケープの組み合わせ、ブロッカーをものともしないアンブロッカブル付与。《超越男》を主役として目立たせたいのであれば、このデッキが一番合っているのかもしれませんね。

 

ただし、場に出す方法がかなり限られてくることは問題点です。

トリガーかS・バックくらいで、S・バックも他のデッキと比べると発動できる機会は少ないです。

幸い、ロメールを軸にするなら殿堂入りとはいえ《エメラル》が無理なく採用できるので、それをうまく扱っていきたいですね。

 

ダイナモ

《超越男》が他のデッキではほとんど扱えないダイナモ能力を唯一扱えるのがこのデッキですね。

これだけ豊富な能力を他のクリーチャーに分け与える事ができるという事はなかなかの利点化と思いがちですが、ダイナモ能力によってパワーが上がるという点とスレイヤー能力がやや噛み合わず、さらに言えばダイナモクリーチャーはこの子以外すべて単色クリーチャーなので、死に能力が圧倒的に多くなってしまいます。

基本的には他のダイナモが攻撃されている時にニンジャストライクでバトルゾーンに出し、スレイヤーやエスケープ等を与えて奇襲を仕掛ける使い方になるでしょう。ただし、その場合は自身のダイナモに自分のターンの終わりにアンタップする能力を与える《電脳ロボ・ダイクラッシャー》とやや噛み合わない点に注意したいです。

 

ハンター

現状、ハンティング能力を活かす事ができるデッキの一つです。

とはいえダイナモでも挙げた通り、自身のパワーを上げる事とスレイヤー能力がかみ合わない点には注意です。一応、ハンティングだけでは破壊できないような相手に対してはスレイヤーで無理矢理倒しに行くという使い方は出来ますが。

また、この子ではなく他のハンティング持ちクリーチャーのバトル時にニンジャストライクでこの子を出し、ハンティングの増加量を上げるというコンバットトリック的な使い方も可能です。

 

ハンターデッキと一口に言っても、多色を使うデッキでないとダイナモと同じくほとんどの能力が死に札となってしまいます。幸い、ハンターには多色クリーチャーが多く存在しているので、デッキ構築次第でこの子を活躍させることも可能でしょう。

 

多色多めのデッキ

例えば「ジャック・ヴァルディビート」。進化元に多色を要求するクリーチャーで、軽い多色クリーチャーを多めに採用してビートダウンを行うデッキになります。

トリガーやS・バックで出して、返しのターンにジャック・ヴァルディに進化したり、スレイヤーを活かしてそのまま殴るなど、柔軟な対応が可能です。

 

革命チェンジの存在から、多色カードを多めに採用するデッキも増えているので、多色を多めに採用しているなら一考の価値はあるでしょう。

 

まとめ

 実はこのカード、5色フェアリーミラクルが基盤となっている「アルカディアス鎮魂歌」はもちろんの事、「風雲!!怒流牙忍法帖」にも投入可能な能力を持っています。

5色レインボーカードであることから事故要員になりがちなカードですが、その外見のインパクトに見せられた方は、そのスペックを研究して合うデッキを探してみてはいかがでしょうか。

 

以上。ポフルでした。