意外と、自分の戦い方的には闇文明の方が適正があるのかもしれないポフルです。
ちょっと某キノコ的なオンラインゲームをまた少しやり始めたこともあり、そこで光と闇の魔法使い選択した事もあり、そういうデッキも良いかな……なんだいつもの私か。
今日は《アラン・クレマン》ですね。
カード考察
アラン・クレマン
闇文明 マフィ・ギャング
コスト6 パワー8000
■NEO進化:自分の闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■W・ブレイカー
■キズナコンプ(このクリーチャーが攻撃する時、好きな数の自分のクリーチャーのKP能力を使う)
KP-相手のクリーチャーを1体破壊する。
考察
KP能力により確定除去を放ちます。
攻撃するだけで確定除去とシンプルに強力です。
キズナコンプを考慮しなくても、NEO進化のために消費したクリーチャー分のカード消費を相手クリーチャーの除去という形で補ってくれるので、闇文明にしては珍しく使いやすいクリーチャーだと言えるでしょう。NEOクリーチャーにしてはパワーも8000とそこそこ高い事もうれしいところですね。
キズナコンプ持ちとして見た場合はそのコストの高さが少し気になるところですが、上手くはまれば相手の場を荒らしながらアドバンテージを一気に広げる事ができると、他のキズナコンプと同じく魅力的な爆発力を備えていますね。
と、ここまで割と褒めてきましたが、この子の真価は今まで紹介したキズナS・トリガー獣との組み合わせですね。
《アラン・クレマン》を維持することによって、キズナS・トリガー持ちのクリーチャーが全て《凶殺皇 デス・ハンズ》になると言えばその怖さがわかるでしょう。
闇のキズナトリガーはコスト5とコスト4。アランクレマンが存在している場ではコストが2~3下がったデスハンズ。他文明のシャインや夜ジャッジで使えばコスト3のデスハンズ。夜シャインは攻撃こそできないもののブロッカー持ち。
何かがおかしい。
また、《狂気と凶器の墓場》に対応したコスト帯という事と、その狂気と凶器の墓場をKP能力で唱える事ができる《記憶の紡ぎ 重音》との相性も見逃せませんね。墓地からも呪文を唱える事の出来る《偉大なる魔術師コギリーザ》もなかなかです。
特にシナジーを考えずとも、とりあえず小型KP能力を並べた上でこの子を出して殴れば、相手からしてみればたまったものでは無いですね。さらにキズナS・トリガーが見えていれば、相手はトリガー封じを手に入れるかアランクレマンを何とかしない限りごり押しもしにくいという、まさに八方ふさがりと言った状況になりかねませんね。
ここに蒼転を入れて破壊耐性を付与してみたり、蘇生カードを相手に見せて「私はアランクレマンが破壊されても問題ないのだが?」という態度を見せてみたりしてやれば、なんというか闇らしくいやらしい感じが出てきそうですね。
欠点
とにかく効果がシンプル過ぎて、見た目的に弱そうに見える点でしょうか。
そして、他文明と比べてシンプル故に派手なコンボも期待できず、派手な事をしたいならキズナコンプをうまく使いたいところですが、その場合は蒼転や《ラッシュ"ATK"ワイルド》のような最軽量の方が優秀だったりと、少し器用貧乏感はあります。
とはいえ攻撃するだけで確定除去というスペックそのものは優秀で、強い事に変わりはありません。他のキズナコンプ持ちと違い、キズナコンプに頼ったりデッキを尖らせたりしなくても活躍させやすいという点がこの子の一番の強みでしょう。
まとめ
そのシンプルさからSRのなかでははずれ扱いされやすいのですが、そのシンプルさ故にわかりやすい強さは持っています。
コンボや構築に頼らずとも最低限の役割を果たしやすく、かなり扱いやすいクリーチャーですね。
以上。次回は自然文明です。ポフルでした。