ポフルのデュエルマスターズ研究所

デュエマが強くなりたい人、デュエマをもっと色々な角度から楽しみたい人に贈る、アツかりし研究ノート的存在。

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(2018/03/07追記)新章デュエルマスターズの新種族の振り返りと今後 ―ジョーカーズ編【デュエルマスターズ】

 こういう記事もたまには良いじゃないですか。ポフルです。

 

去年、新章デュエルマスターズが発売されてからもう1年です。速い……ような。

次のシリーズ「双極編」でも、新章で出てきた新種族は続投してくれるようなので、その種族毎の今までの動きについてまとめていこうかと思います。

 

 

 最初は何と言ってもジョーカーズ。

これは外せませんね。

 

 

 

ジョーカーズの特徴振り返り

新種族の無色担当であり、現主人公が扱う種族になりますね。各種メディアでは「新たな文明」と銘打たれましたが、実際のゲームでは無色として扱われています。

無色カードが通常エキスパンションに収録されたのはエピソード3振りでなかなかの話題になりましたね。

 


ヤッタレマン

無色 ジョーカーズ

コスト2 パワー2000

■自分のジョーカーズを召喚するコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。


 

その特徴は無色らしく「全ての文明の特徴を兼ね揃えている」という事です。

光文明のタップやアンタップ能力、水文明のドロー、火文明の火力や速攻能力、闇文明の除去能力、自然文明のクリーチャーの扱いとマナブースト。ジョーカーズはそれらすべての能力を扱う事ができる種族になります。

 

今までの無色カードは「他の文明のカードと同じ事ができるかわりにコストが高い」という特徴を持っていましたが、ジョーカーズ達は基本的に、「コストは標準的なものの、カードパワーがやや低め、もしくはジョーカーズカードを発動条件として要求する」という特徴があります。コストが標準的なものが多い事が幸いし、「無色カードのみのビートダウン」という、今までに無いデッキ構築が可能になった他、効果自体は優秀だったものの、無色カード全体のコストの重さが災いして使いにくかった《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》《破界秘伝ナッシング・ゼロ》の評価も一気に上がりましたね。

 


ゼロの裏技ニヤリー・ゲット

水文明 コスト4 呪文

■G・ゼロ:バトルゾーンに自分の無色クリーチャーがあれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。

■自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から無色カードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。



破界秘伝ナッシング・ゼロ

無色 コスト7 呪文

■アタック・チャンス:無色クリーチャー:(自分の無色クリーチャーが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)

■自分の山札の上から3枚を表向きにする。こうして表向きにした無色カード1枚につき、このターン、自分のクリーチャー1体はシールドをさらに1枚ブレイクする。その後、表向きにしたカードをすべて、好きな順序で山札の上か下のどちらかに置く。


 

戦い方としては、淡泊でわかりやすい能力が多い分、「横に並べて切り札を出して勝つ」という単純明快な戦い方ができる事が特徴です。

中でもドロー能力はすさまじいものがあり、タダ撃ちできる無色版《コアクアンのおつかい》である《ゼロの裏技ニヤリーゲット》、ジョーカーズの数だけドローする《ヘルコプ太》あたりが目立っていましたね。

序盤を安定させる《ジョジョジョ・ジョーカーズ》や、優秀な除去トリガーの《バイナラドア》の存在もあり、手札事故の可能性は限りなく低いと言って良いです。

「原点回帰」をテーマとした新章の主人公種族に相応しい、初心者に優しい種族だったと言えるでしょう。

 

また、後期には火文明を持つジョーカーズも登場しました。

 


超Z級 ゲキシンオー

火文明 ジョーカーズ

コスト9 パワー8000

■J・O・E 2(このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに、これを自分の山札のの一番下に置く。下に置いたらカードを1枚引く)

■スピードアタッカー

■W・ブレイカー

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある自分のジョーカーズ1体につき相手のシールドを1つブレイクする。


 

 

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火文明ジョーカーズは、文明を持った分火文明の特徴である「火力」や「速攻性能」「ブロッカー破壊」に特化したものが多く、さらにビートジョッキーの「B・A・D」をオマージュした「J・O・E」を唯一持つクリーチャー群となりました。

「J・O・E」は「自身の召喚コストを指定の数減らして召喚できる代わりに、ターンの終わりにデッキの下に戻り1枚ドローする」というキーワード能力です。

このJ・O・E能力を強力にサポートする《メラビート・ザ・ジョニー》の登場によって、「準備が完了したら相手の場を焼野原にしつつ圧倒的物量で一気にトドメを刺す」という、ワンショットキルに特化したかのようなデッキが完成しました。

こちらは「普通のジョーカーズでは物足りなくなった人向け」と言った印象で、その破壊的な特徴は通常環境ではそこまで目立ちませんでしたが、限定構築の場ではいぶし銀と言った活躍を見せてくれましたね。

 

 


メラビート・ザ・ジョニー

火文明 ジョーカーズ

コスト7 パワー10000

■スピードアタッカー

■W・ブレイカー

■マスター・W・メラビート:このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、「J・O・E」能力を持つジョーカーズを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。そのターンの終わりに、それらを好きな順序で自分の山札の一番下に置き、その後、こうして下に置いたクリーチャー1体につきカードを1枚引く。

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに自分のジョーカーズが5体以上あれば、相手のクリーチャーをすべて破壊する。


 

 

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新章第4弾「誕ジョー!マスター・ドルスザク!!~無月の魔凰~」では、革命ファイナル最終章で登場した《ジョリー・ザ・ジョニーjoe》を彷彿とさせる《ジョット・ガン・ジョラゴンjoe》が出てきていたり、そもそも次回「双極編」では《ジョット・ガン・ジョラゴン》がドラゴンマスターカードとして収録されたりと、まだまだプレイヤーを楽しませてくれそうな種族になっています。

 

 


ジョット・ガン・ジョラゴン joe

無色 ジョーカーズ・ドラゴン

コスト9 パワー12000

■バトルゾーンに自分のジョーカーズが6体以上あれば、このクリーチャーのコストは1になる。

■スピードアタッカー

■T・ブレイカー

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を表向きにして手札に加える。それらのコストの合計以下になるように、バトルゾーンにある相手のカードを好きな枚数選ぶ。相手はそれを好きな順番で自身の山札の一番下に置く。


 

 

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環境におけるジョーカーズ

火文明ジョーカーズに関しては、限定構築の場面以外ではあまり活躍できていなかった印象ですが、無色ジョーカーズは別の話です。

 

登場以前より、《ジョリー・ザ・ジョニー》と《破界秘伝ナッシングゼロ》の相性の良さや、デッキ全体が《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》と相性が良かったという事が話題になっており、実際に大会での優勝実績もついてきました。

 

ただし、前評判の割にはそこまで環境を荒らしたという印象は受けません。

おそらくですが、「ドロマーロージアミラダンテ」や「レッドゾーン系統」の影響が強かったのではないかと考えます。

前者は《デモンズ・ライト》や《テック団の波壊GO!》、及びハンデスカードによってメタカードである《洗脳センノー》さえ潰してしまえば、《時の法皇 ミラダンテⅫ》でほぼ完封できてしまう事、後者に関しては《洗脳センノー》である程度封殺できますが、逆に言えば引けなければそのまま轢かれてしまうという相性の悪さが災いしていたのではないでしょうか。センノーは類似のメタカードの中ではコストが高い3コストという事もあり、相手に先行を取られて最速レッドゾーンをされた場合には序盤を支える《ヤッタレマン》も吹き飛ばされて一気に不利になってしまうという面も大きかったのではないかと思います。

 

また、トリガー封じの方法がほぼ無かった為に、「革命編」以降カードパワーが上がり続けている強力なS・トリガーによって逆転されやすいという欠点も、「一度負ければそこで終わり」というトーナメントシーンでは扱いにくいという事になっていたのかもしれません。

一応、新章第2弾に《ワッショイ万太郎》が出てきた事で「3ターンキル特化型ジョーカーズ」と言うのも流行りましたが、同時に出てきた《"罰怒"ブランド》を扱う「赤青ブランド」の速攻能力の高さが注目されてしまい、同じ速攻なら相手のトリガーを完封できるブランドの方が注目されるようになってしまったという点も向かい風でしたね。

 

とはいえ、「じゃあジョーカーズって弱かったんだね。ちゃんちゃん」という事にはなりませんでした。

 

きっかけは《消王ケシカス》の登場です。

 

発動条件から一見ネタカードですが、その実「S・トリガークリーチャーの厄介なトリガー能力を一度だけ無力化できる」という面が評価され、ジョーカーズ待望の「S・トリガー封じカード」として、ジョーカーズの仲間入りを果たしました。

そこから呪文の発動を1回のみにする上に、すでに場に出ている《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》を剥がす事ができる《ゴールデン・ザ・ジョニー》の登場により、ジョーカーズにもある程度のトリガー対策が盛り込まれるようになりました。

さらに、以前から登場はしていた手軽な呪文封じ呪文《ファイナル・ストップ》を完全な呪文封じとして扱い、色合わせとして強力なトリガーである《Dの牢閣メメント守神宮》や《閃光の守護者 ホーリー》を採用し、ドロー能力の補強のためにニヤリーゲット以外にも《ヘルコプ太》を採用した通称「コントロールジョーカーズ」がジョーカーズの主流となりました。

トリガーが厚い相手の場合、中盤くらいまでは盤面の構築とトリガー封じのためのパーツおよび打点の確保に専念し、それらパーツが揃ったら一気に攻め込むという戦い方が、モルトNEXTのようなトリガーが薄いデッキならば、序盤から《ヤッタレマン》等の2コストクリーチャーをナッシングゼロで超強化して殴りに行くという柔軟な対応力を持ったデッキになっています。

 

元々、ナッシングゼロの存在から手軽に打点を形成でき、突破力の高かったジョーカーズが手軽なトリガー封じ能力を手に入れたという事もあり、しばらくはこのタイプのジョーカーズが一番環境に喰い込めていた状態でしたね。

 

その後も、あからさまな環境トップというわけではありませんでしたが、コンスタントにしっかり記録を残していく中堅的な立ち位置をキープし、以降もその位置をキープしていきました。

 

そして、ジョーカーズにとって転機となる出来事が2つ。

  • 《破界秘伝ナッシング・ゼロ》の殿堂入り
  • 《ジョジョジョ・マキシマム》という新切り札の獲得。
  • 《ジョット・ガン・ジョラゴンjoe》という除去と打点、手札補充を兼ね揃えた切り札の獲得。

 

前者によって手軽な速攻戦術が扱えなくなりましたが、その分マキシマムの登場によって打点形成と呪文封じを1枚で同時に行う事ができるようになり、今までの「コントロールジョーカーズ」から新たなデッキタイプが考案されるようになりました。

マキシマム自体、ジョーカーズカードを大量に要求するので今までのように《ファイナル・ストップ》等のジョーカーズ以外のカードは採用し辛くなりましたが、《ジョット・ガン・ジョラゴンjoe》の強力な除去能力とドロー能力の事もあり、見た目よりもはるかに容易かつ素早いワンショットキルが実現されています。

 

新殿堂により今まで怖かったデッキが弱体化しているため、相対的に強化された事は間違いないのですが、「"龍装"バスター」という超高速かつド安定3キルデッキが高い壁として存在しています。ジョーカーズ自体、優秀なトリガーは存在するものの、そこまでトリガーが厚いデッキでは無いので、この速攻能力を真正面から受けきる事はほぼ不可能です。

今までの対レッドゾーンの時のように先行3ターン目に《洗脳センノー》を立てる事ができるかどうかが勝負の分かれ目になります。とはいえそれも《"乱振"舞神 G・W・D》によって相手の手札に変換されてしまったり、《メガ・マグマ・ドラゴン》や《温泉湯あたり地獄》で《ヤッタレマン》毎墓地にぶち込まれたりとやられたい放題というイメージです。なんであいつらあんな構築の自由度高いんだよ

一応、先行4ターン目までもつれ込ませれば、2体のジョーカーズがいる状態で《戦慄のプレリュード》から《超特Q ダンガンオー》を出してみたり、そもそも3ターン目に《パーリ騎士》や《チョコっとハウス》でマナブーストしておいて《ヤッタレマン》込みでダンガンオー出す等の勝ち筋はある分、他のデッキよりは龍装と戦えると言えそうです。

 

……主人公種族だと言うのに、なんというか冬が長いイメージですね。

 

今後のジョーカーズについて

今後のジョーカーズについてですが、"龍装"バスターが環境トップに居座り続ける限り安定した活躍は難しいのではないかと思われます。

"龍装"バスターをS・トリガーで安定して受けきる事ができるデッキが流行り、バスターに多少なりとも有利が取れるデッキが流行れば、そのデッキを刈り取る側としての流行が予想できるでしょうか……と言った感じですかね。

 

トリガー対策カードが軒並み制限された現状、速さとトリガー対策を高いレベルで保持しているのはこのデッキの筈ですが、なんというか相手が悪かったとしか言えないですね。龍装がいなければもしかしたら環境トップにいたのかもしれません。そこはわかんないですけれど。

 

とはいえ、龍装もトリガーを踏んだ場合は後々の展開に困る……らしいデッキ。ジョーカーズ側はそこをどう突いていくのかが今後の課題になりそうですね。

 

(2018/03/07追記)

 ジョーカーズ相手に龍装が最速キル狙うのは、アパッチウララーの効果の関係上難しいですね。盲点でした。

……まぁレティ―シャ入れれば解決なんですけれど。

 

 

 

新しいカードの存在ですが、ドラゴンマスターカードの《ジョット・ガン・ジョラゴン》は、今までのジョーカーズとはほんの少し違う構築が求められそうなクリーチャーだと言えます。

 


ジョット・ガン・ジョラゴン

無色 マスター・ドラゴン/ジョーカーズ

コスト7 パワー11000

■このクリーチャーを召喚する時、ジョーカーズを好きな数バトルゾーンから自分の手札に戻し、その数だけ、召喚コストを1少なくしてもよい。

■スピードアタッカー

■W・ブレイカー

■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、その後、手札を1枚捨てる。

■ジョラゴン・ビッグ1:ジョーカーズを自分の手札から捨てた時、その「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。


 

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 しばらくのジョーカーズは、このカードをうまく使いこなす為のサポートカードが多く収録されそうな予感です。

現状でも情報が公開されているカードだけでワンショットキルを狙えるようなコンボは出てきていますが、それ以外にも何かしら面白い動きができるのかどうか、気になるところです。

 

なんにせよ、主人公の扱う種族という事でまだまだしばらくの間サポートカードは増加していってくれることでしょう。

それによって既存のジョーカーズがどこまで強くなれるのか、また新規軸のジョーカーズはどうなるのか、楽しみな所ですね。

 

 

 

 以上。……新シリーズ発売前にすべての種族が終わればいいなぁ。ポフルでした。