ポフルのデュエルマスターズ研究所

デュエマが強くなりたい人、デュエマをもっと色々な角度から楽しみたい人に贈る、アツかりし研究ノート的存在。

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新章デュエルマスターズの新種族の振り返りと今後 ―メタリカ編【デュエルマスターズ】

そういえば最近メタリカを使っていない。ポフルです。

 

この振り返り記事、後5種族分あるわけですがなかなかまとめるの大変で大変で。

 

ひとまず自分がよく使っていたメタリカについてしっかり書いていきましょう。

 

 

 

 

メタリカの特徴

新種族の光文明担当。光文明と言えば友達兼ライバルのキャラが扱う文明になりますが、今回も例外なく主人公の親友が扱っていますね。

 

その特徴としては、光文明らしく防御型……と思いきや、新キーワード能力「ラビリンス」や、攻撃曲げ能力の特性から「攻防一体」というような特徴になっていましたね。

 

攻撃曲げはブロッカーと比べた時、攻撃しながら守れるという点が利点にも欠点にもなっていました。

他の高パワーかつタップ状態を維持できるクリーチャーと合わせれば強固な壁として君臨できるという点は他のブロッカーに無い利点です。

 


緑知銀 フェイウォン

光文明 メタリカ

コスト3 パワー1500

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体タップしてもよい。そうしたら、カードを1枚引く。

■このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい


 

反面、最大の特徴である「ラビリンス」は、相手のシールドを積極的に減らしていく事を前提とした能力である事が当時から今までの、S・トリガーが強力になった環境に合わないという点がデメリットとして目立ち、積極的に使われるものではありませんでした。使われなかった理由としては他にも挙げられるのですが、その辺は後程。


大迷宮亀 ワンダー・タートル

光文明 メタリカ/スペシャルズ

コスト8 パワー13000

■T・ブレイカー

■ラビリンス:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドが相手のシールドより多ければ、次の自分のターンまで、自分のクリーチャーはバトルゾーンを離れない。

■このクリーチャーがバトルに勝った時、自分の山札の上から4枚を見る。その中から光のコスト6以下の進化でないクリーチャーを1体、バトルゾーンに出してもよい。残りを好きな順番で山札の一番下に置く。

■相手のターンの終わりに、そのターン、クリーチャーが1体も攻撃していなければ、相手のクリーチャーをすべてタップする。


 

《一番隊 クリスタ》と《龍装者 バーナイン》の存在から、他の新種族以上に大量展開がしやすく、この大量展開によって攻撃曲げや光文明特有の行動制限カードによって相手の行動を封じ込め、圧倒的優位状態を維持しながら戦う事が、メタリカの基本的な戦術でした。

 


一番隊 クリスタ

光文明 メタリカ

コスト2 パワー2000

■自分のメタリカを召喚するコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。



龍装者 バーナイン

光文明 ドラゴンギルド/メタリカ

コスト4 パワー2500

■このクリーチャーまたは自分の他のメタリカがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。


 

そして新章3弾では無色のメタリカであるDGが登場し、その後「裁きの紋章」というタイプを持つ呪文とそれをサポートするカードが多数登場。それらの呪文を駆使して戦うDG軸のメタリカも誕生しました。

 


DG ~ヒトノ造リシモノ~

無色 メタリカ

コスト6 パワー5000

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時またはタップした時、自分と相手のシールドを1つずつ選ぶ。このクリーチャーは選ばれたシールドをブレイクする。

■自分のシールドゾーンから手札に加えるメタリカまたは裁きの紋章全てに「S・トリガー」を与える。



隻眼ノ裁キ

光文明 裁きの紋章 コスト4 呪文

■S・トリガー

■相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめにそのクリーチャーはアンタップしない。

■この呪文を手札から唱えた時、自分のシールド1つの上に表向きにして置く。(そのシールドの数は1つと数える)


 

マスター・ドラゴンが最初に誕生したのもこの種族です。

 


煌龍 サッヴァーク

光文明 マスター・ドラゴン/メタリカ

コスト7 パワー11000

■ドラゴン・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置くか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く)

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のカードを1枚選び、表向きにして持ち主のシールド1つの上に置く。

■自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにいずれかのシールドゾーンにある表向きのカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。


 

 

www.dmasters-pohu.com

 

最初こそ微妙な印象を受けていたメタリカでしたが、弾が進むにつれてどんどんフィーチャーされていった、新章を語るならジョーカーズと共に外せない種族になりますね。

 

環境での活躍

やや長い冬の時代

前シリーズ「革命ファイナル」の最終章「ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」にて《月の輝き 夢幻》が収録されている事から、新章デュエルマスターズの新種族の中では一番早く情報が解禁されていた種族でした。

 

そして3月のスタートデッキがジョーカーズと共に発売され、そのころからキーワード能力「ラビリンス」が出てきていた事等、他の種族と比べてもかなり待遇の良い種族でしたね。

 

だからと言って強かったのかと言われればそうでもなく、

  • ラビリンス能力が環境と噛み合わない
  • ラビリンス能力獲得時のメリットが少ない
  • 全体的に遅い

という点がかなり向かい風でしたね。特に当時はレッドゾーン系統やドギラゴン剣系統の速攻デッキが台頭していた環境でした。それ故にラビリンス能力を発動する前に自分のシールドを割られてしまい、そのままゲームエンドという展開も多かったのです。

 

そしてその逆風を乗り越えて得たラビリンス能力も、

  • 自身のみパンプアップ
  • 1ターンのみの耐性付与

 

……正直、「強い事は強いけれど主軸にはし辛いし使いにくい」という能力ばかりで、ラビリンスを達成するリスクとリターンが合わないものでした。はっきり言って、ラビリンスを無視した方が強いという結果です。

 

とはいえこのころから《一番隊 クリスタ》と《龍装者バーナイン》という、メタリカを支える有能サポートカードは揃っていました。この頃から「物量で圧殺」の基礎は組みあがっていたわけです。その辺りは他の種族に勝る点でしたね。

 

そんな中、第2弾とジョーデッキーBOX発売日には《紅の猛り 天鎖》《正義の煌き オーリリア》《オヴ・シディア》と言った、強力なラビリンス能力を持つ優秀なメタリカが出てきました。

 

 


紅の猛り 天鎖

光文明 メタリカ

コスト2 パワー14500

■T・ブレイカー

■このクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。

■自分のシールドが6つ以下なら、このクリーチャーはアンタップしない。

■ラビリンス:自分のターンのはじめに、自分のシールドが相手よりも多ければ、カードを1枚引いてもよい。



正義の煌き オーリリア

光文明 メタリカ

コスト4 パワー4500

■このクリーチャーをアンタップして、相手のクリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい。

■ラビリンス:自分のシールドの数が相手よりも多ければ、相手はコスト5以下の呪文を唱えられない。



オヴ・シディア

光文明 メタリカ

コスト8 パワー13500

■T・ブレイカー

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーと同じ枚数、自分の山札の上からカードを表向きにしてもよい。その中から、コスト6以下のメタリカをすべてタップ状態でバトルゾーンに出し、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。

■マスター・ラビリンス:このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドまたは自分のクリーチャーの数が相手より多ければ、自分の手札をすべて、裏向きのままそれぞれ新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置いてもよい。


 

 

天鎖は攻撃曲げとの併用でパワー14500の壁として存在でき、さらにラビリンス発動時には置きドロ―とメタリカにこれでもかという位マッチした有能カードです。(出た当時の私の反応は微妙でしたけれど)

オーリリアは他の呪文封じカード比べて頭一つ抜けたスピードで相手の呪文を封じ、攻撃曲げのおかげで戦闘破壊もされにくく、システムクリーチャーとしては優秀な部類です。

《オヴ・シディア》は高コストで踏み倒し手段の少なさ、そして手札消費の激しさから微妙な扱いをされがちですが、メタリカでは数少ない劣勢をひっくり返す能力、そしてその気になればシールドを2桁近くの数に修復する、オーバーキルな能力も持ち合わせた魅力的なカードです。

 

また、《気高き魂 不動》という《百族の長 プチョヘンザ》《テック団の波壊Go!》等へのメタカードも手に入れ、今までよりも遥かに扱いやすく強力になりました……が、結果は振るわず。

 


気高き魂 不動

光文明 メタリカ

コスト6 パワー6500

NEOクリーチャー

■NEO進化:自分の光のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)

■W・ブレイカー

■自分のNEOクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置いてもよい。

■自分のクリーチャーがバトルゾーンから自分の墓地以外のゾーンに置かれるとき、かわりにバトルゾーンにとどまる。


 

特にビートジョッキーが今までのデッキを超えたスピードを手に入れたという点は向かい風でしたね。

 

ここまでのメタリカは「決して弱くないのだけれど環境に逆行し過ぎている」という印象が強い種族になっていました。

 

そして自体は急変する。

そんなメタリカに変化が起きたのは第3弾。

ムートピアではありますが《水上第九院 シャコガイル》の登場です。

 


水上第九院 シャコガイル

水文明 ムートピア

コスト9 パワー13000

■T・ブレイカー

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地にあるカードを全て山札に戻してシャッフルする。

■相手のターンのはじめに、カードを5枚引き、その後、自分の手札を3枚捨てる。

■自分の山札の最後の1枚を引くとき、ゲームに負けるかわりに勝つ。


 

これにより、元々開発されていた白緑メタリカが環境入り。《ベイB ジャック》とクリスタバーナインの相性の良さ、そのドロー能力と相性の良いエクストラウィンカードを搭載したこのデッキタイプは、瞬く間に環境を支配し始めました。《DG ~裁キノ刻~》の存在で、当時トップメタのモルトNEXTをメタる事ができていた点も大きかったですね。

そして《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》の登場も、このデッキタイプの強さに拍車をかける結果になりました。

 

その後も、《絶対の畏れ 防鎧》のような優秀なメタカードを獲得した事もあり、手のつけられないデッキタイプとして君臨していました。

 

(因みに、《正義の煌き オーリリア》のラビリンスがはまれば、相手の《攻守の天秤》や《ジャスト・ラビリンス》という核を潰す事ができるという点で、白単メタリカが白緑メタリカのメタになる事もありました)

 

そしてこの白緑メタリカは、その後《煌龍 サッヴァーク》等の新機軸メタリカの登場後も、環境に居座り続ける事になりました。

 

一応、サッヴァーク軸のデッキ「白零サッヴァーク」「白緑サッヴァーク」も環境にそれなりに顔を出しており、大活躍とまでは行かなかったもののそれなりの結果を残していましたね。

 

そして、今年。《ベイBジャック》の殿堂入りと共に、メタリカの波は終息。この先のメタリカは、ちゃんと殴って勝つ事が求められることとなるでしょう。

 

今後のメタリカについて

 正直な所、速さ至上主義な現環境においての活躍は難しくなるのではないかと思います。

 

ただし、3ターン目に《緑知銀フェイウォン》と《紅の猛り 天鎖》を並べる、もしくは《絶対の畏れ 防鎧》を立てる事ができればドギ剣に対して有効だったり、《ドラゴンズ・サイン》一発で場を支配できる《煌龍 サッヴァーク》でワンショットを塞ぐ事ができたりと、そこまで現環境と相性が悪いという感じでもなさそうではありますね。

むしろ、そのメタカードの多さからメタビートとしての活躍が期待できそうではあります。

それでも他のデッキの速さについて行けるかと聞かれると微妙な所で、やはり環境一色に染め上げる事は難しいでしょう。

 

メタリカの強化については、正直な所を言うと去年がメタリカのピークと言えそうな予感がします。「新規マスターカードの登場!」のようなな壮大なフィーチャーのされ方はほぼ無いと見て良いでしょう。

だからと言ってメタリカが強化されないというわけでは無いので、まだまだ期待はできますね。(コロコロコミックにて既に新規メタリカの情報は出ているわけですし。販売中止ですけれど)

 

 新章中盤から終盤にて大々的フィーチャーされ、環境でも(おそらく製作者の意図とは違う形ですが)暴れまわったこの種族。恐らくこの先また冬の時代が来ることでしょう。

誰がその雪を溶かしてくれるのか、というか私はその雪を解かす事ができるのか。

 

 

 

以上。またメタリカ達と遊ぼう。ポフルでした。