実はメタリカはそこまで好きではなかったり。
— ポフル@目標デュエマブログ毎日更新 (@no83galaxy) 2018年3月30日
攻めも守りもって言うデザイン自体は気に入っているけれど、もともとエンジェルコマンドとかが好きだった自分としてはもう少しガチガチに守れる方が好みだったりします。 #peing #質問箱 https://t.co/LSt9O19ktO pic.twitter.com/RIyWiLvKPg
質問箱ではこんな返事をしましたが、2ブロック構築の候補としてメタリカを挙げて、しっかりアミダナスカ入りメタリカを試していたり、DGのデッキでまた色々リベンジしたいと思っていたりと、なんだかんだ言ってメタリカが特別な存在である事には間違いないんだろうなと、ふと思ったポフルです。
なんせこの間のアミダナスカの記事。最近の私にしてはかなり色々発見してますし(自画自賛)
そんなメタリカから、双極編第1弾より登場した《巡ル運命ノ裁キ》を考察します。
カード情報
巡ル運命ノ裁キ
光文明 コスト3 裁きの紋章 呪文
■相手のクリーチャーを1体選び、タップする。
■次の自分のターンのはじめに、カードを1枚自分のシールドゾーンから手札に加えてもよい。(このようにして手札に加えたシールドカードのS・トリガーを使ってもよい)
■この呪文を自分の手札から唱えた時、墓地に置くかわりに自分のシールドの上に表向きにして置く。(そのシールドの束は1つと数える)
考察
相手のクリーチャー1体をタップし、時間差で自身のシールドを回収する能力ですね。
相手のクリーチャーを1体タップするだけという事で、基本的にはコストが一つ上がっただけでフリーズになり、S・トリガーまで付いている《隻眼ノ裁キ》の方が優秀です。
隻眼ノ裁キ
光文明 裁きの紋章 コスト4 呪文
■S・トリガー
■相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめにそのクリーチャーはアンタップしない。
■この呪文を手札から唱えた時、自分のシールド1つの上に表向きにして置く。(そのシールドの数は1つと数える)
やはり、シールド回収能力をうまく扱う必要があるでしょう。タイムラグの存在や、シールドカードを減らすだけでシールドを増やす事ができないという点も踏まえると、他のカードとのコンボが前提になるのでしょうね。
運命という名前、迷路のようなイラストとどこか鳥らしいフォルムから、《超運命アミダナスカ》の紋章だと思われますが、そのアミダナスカとの相性はなかなかと言った所。
超運命 アミダナスカ
光文明 メタリカ/スペシャルズ
コスト6 パワー7500
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置く。
■自分のシールドゾーンにカードが置かれた時、自分の山札から1枚目を見る。それが自分のシールドの数以下のコストを持つ光の呪文またはメタリカなら、コストを支払わずに使ってもよい。
自身を発動した際にメタリカや呪文を踏み倒し、次のターンのはじめにシールドに張り付いたこの紋章を剥がす事によって、もう一度踏み倒しのチャンスが訪れます。
シールド回収は能力はシールドそのものを回収するのではなく、「シールドゾーンのカードを回収する」能力なので、《命翼ノ裁キ》や《奇石クローツ》、もしくはアミダナスカ自身のシールド追加能力で増えたシールドを有効活用できるという事はもちろんの事、表向きの裁きの紋章のみを手札に加えるという扱い方も可能です。アミダナスカと併用するなら、むしろこの使い方がスタンダードかもしれませんね。当然この紋章自体を回収してもう一度アミダナスカの能力を狙うという使い方もできます。
シールド回収ができる、そしてS・トリガーの暴発ができる裁きの紋章という事で《DG~ヒトノ造リシモノ~》との相性は良いですね。
DG ~ヒトノ造リシモノ~
無色 メタリカ
コスト6 パワー5000
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時またはタップした時、自分と相手のシールドを1つずつ選ぶ。このクリーチャーは選ばれたシールドをブレイクする。
■自分のシールドゾーンから手札に加えるメタリカまたは裁きの紋章全てに「S・トリガー」を与える。
このカードを暴発させる事はもちろんの事。ヒトノ造リシモノをタップする事なく自身のシールドを暴発できる点、相手の攻撃によってブレイクされたとしても、相手のクリーチャー1体をタップする事によって最低限の妨害はできる点が評価点になりますね。とはいえ大量のシールドカードを暴発できない点は欠点でしょうか。
サッヴァークを軸としたメタリカとの相性もそれなりに良い感じかもしれません。ヒトノ造リシモノとの相性はもちろんの事、《サッヴァークDG》で唱えたい紋章がシールドゾーンにある時にはこのカードが拾う役割を持ってくれます。
ただし、大量のS.・トリガーを一度に暴発するという事はできない点には注意しましょう。
2ブロックにおいては、《DG~ヒトノ造リシモノ~》《オヴ・シディアDG》に続いて扱いやすいS・トリガー暴発カードと言えそうです。この辺りのカードを用いたトリガーコントロールを扱うのも面白いかもしれませんね。
まとめ
単体では少し力不足感がありますが、他のカードとの組み合わせで光るカードだと言えそうです。
シールド回収という特性から、他の紋章と比べるとやや癖があるカードになりますが、それを利用したデッキ構築を心がけたい所ですね。
以上。通常構築でのDGもまた見直さなくては。ポフルでした。