ポフルのデュエルマスターズ研究所

デュエマが強くなりたい人、デュエマをもっと色々な角度から楽しみたい人に贈る、アツかりし研究ノート的存在。

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《"轟轟轟"ブランド》考察―……本当にこれマスターカードで良いんですか?【デュエル・マスターズ】

 実は最近ビートジョッキーを満足に回せていない。ポフルです。

……ほら、2ブロック用グラスパーデッキにG・W・D入れたらもう、ね?

 

そんな中でリアルに「ビートジョッキーの考察お願いしますっ!!!!!!!」って言われたので、今回の《"轟轟轟"ブランド》は張り切って考察しようかなと思います。

 

新弾である双極編第2弾「逆襲のギャラクシー卍・獄・殺!!」のマスターカードですね。

 

 ……もう片方のマスターカードに関しては、コロコロコミックに載っているのではないでしょうか。私は買えていないのですが。

ひとまず公式がツイッターやYoutubeで情報解禁しない限りは考察をしない事にしています。

 

今回の《"轟轟轟"ブランド》に関してはYoutubeにて情報公開されました。

 


【デュエ速】速攻の新時代!轟轟轟ブランド登場!最速でバトルしてみた!ゴゴゴ・ガンガン・ギャラクシー!!【M・G・G・G】

 

 

 

 

カード情報

 


"轟轟轟"ブランド

火文明 ビートジョッキー

コスト7 パワー9000

■マスターG・G・G(ゴゴゴ・ガンガン・ギャラクシー):自分の手札がこのカードだけなら、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。

■スピードアタッカー

■W・ブレイカー

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに火文明のカードがあれば、カードを1枚引いてもよい。その後、自分の手札を好きな数捨ててもよい。こうして捨てた手札1枚につき、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体、破壊する。


 

考察

《"罰怒"ブランド》がパワーアップした姿ですね。効果の面で《"罰怒"ブランドLtd.》の特徴も出ています。

 

出た時の1ドローとディスカードした分6000火力と、火のカードにしては珍しい効果です。優秀ではあるのですが、マスターカードという点を踏まえると少し地味さが拭えないクリーチャーです。

が、この子の真価は「マスターG・G・G」という新しい能力にあります。

「手札のカードがこのカード1枚のみの時」という、よっぽど重いカードだらけで構成されたデッキでもない限り殆どのデッキで達成できる条件での踏み倒しを可能とするとんでもない能力ですね。ちゃっかり召喚なのでオニカマスも効きません。

 

最近のビートダウンデッキは《プラチナ・ワルスラS》等で後続を確保しながら殴ることがトレンドと言ってよく、そうしたコンセプトには若干噛み合わない能力ではあります。しかし、特にデッキ構成を尖らせる必要もなく出すことのできる高打点クリーチャーというのは魅力的ですね。B・A・Dと違って自壊しないという点も評価できます。

その《プラチナ・ワルスラS》との相性も決して悪いわけではありません。ワルスラのドローは攻撃後なので、ワルスラ→轟轟轟→ワルスラ攻撃でドローという動きも充分可能だと言えそうです。

 

7コスト払って出す必要があるかと聞かれると微妙なところなので、基本的には自身の踏み倒し能力で出す事を前提としたビートダウンデッキを組むべきでしょう。召喚だけを狙うのであれば必ずしもメインカラーを火文明にする必要はなさそうです。……が、キャントリップはできれば欲しい所。

最近2ブロック環境で流行りの《勝利龍装クラッシュ"覇道"》と《"必駆"蛮触礼亞》との相性も良好で、あのデッキに何枚か刺しておくのも面白いのではないでしょうか。

 


勝利龍装 クラッシュ"覇道"

火文明 ドラゴンギルド/ビートジョッキー

コスト10 パワー9000+

■B・A・D 2

■スピードアタッカー

■W・ブレイカー

■このクリーチャーが破壊された時、タップしていたら、このターンの後で自分のターンをもう一度行う。

■バトル中、このクリーチャーのパワーを+5000する。



"必駆"蛮触礼亞

火文明 コスト5 呪文

■B・A・D・S 2(この呪文を、コストを2少なくして唱えてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる)

■ビートジョッキーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。その2体をバトルさせる。そのターンの終わりに、その出したビートジョッキーを破壊する。


 

www.dmasters-pohu.com

 

その気になれば1ターンで出すことも可能という、ビートジョッキーの速攻能力をさらに速攻へと尖らせた、マスターカードらしいクリーチャーと言えそうです。1ターン目から2枚のカードをブレイクできるパワー9000。とうとうここまで来たかという感じですね。

 

因みに、早期に召喚できるコスト7のスピードアタッカーという事で侵略等との相性も考えたいところなのですが、一度手札を空にしてしまう都合から、この子に侵略する事はあまり実用的とは言えなさそうです。

反面、革命チェンジよりも手札を減らしやすい侵略能力との相性自体は悪くないですね。基本は侵略によって攻めていき、息切れしてきたらトップ轟轟轟でゴーゴーゴーするデッキというのも面白そうです。

 

そして火文明にそこそこ多い「お互いのカードをランデスするカード」との相性も良好です。《ドリル・スコール》が有名ですね。こちらは轟轟轟を出すのにマナが必要ないので、相手の動きだけを封じて戦う事ができます。これはすでに様々な方が考案していますが。

 

限定的なデッキの強化につながる尖った性能のカードが多いマスターカードにしては珍しく、かなり多くのデッキとの相性が良さそうなカードになっていますね。能力が尖っている事は間違いないのですが、中々不思議な感覚です。……これ本当にマスターカードなんですか?

 

欠点

欠点としては、デッキの中に他の重いカードを入れることが困難になる点、轟轟轟が2枚以上手札に来てしまうと手札の処理に困る点でしょうか。

 

前者は「強力な重いトリガーカードを採用することが困難になる」という事になります。

これに関してはいっそ「そもそもトリガー頼みの状態まで粘られた時点で負け濃厚」と考えてノートリガー構成で戦うか、《ガツン戦輪ゲドライド》などの軽量トリガーに頼るかになりますね。なお、赤単の革命0トリガーとして優秀な《ボルシャック・ドギラゴン》も採用し辛いカードになってしまいます。反面低コストの《革命の鉄拳》は中々。とはいえ、轟轟轟を召喚した後のドローで革命0トリガーを引き込む事も可能……と、革命0トリガーとの相性が悪いというわけでもないのが悩みどころですね。

 

後者に関してはディスカードできるカードを入れておくなりマナに置くなり。対応策はいくらでも考えられます。《二クジール・プッシャー》はディスカードという点でも1ターンでの轟轟轟の展開を補助するという点でも相性が良いです。既に様々な所で考えられてはいますが。

 


ニクジール・ブッシャー

火文明 ジョーカーズ

コスト6 パワー6000

■コストを支払うかわりに、クリーチャーを1体とシールドを1つ、そして手札1枚を自分の山札の一番下に置いて、このクリーチャーを召喚してもよい。

■W・ブレイカー


 

www.dmasters-pohu.com

 

 

最大の欠点としてはやはり対ミラダンテ系統の「トリガー持ちのカードによって動くことができるデッキ」に弱い点でしょう。こればかりはどうしようもないですね。

無理に1ターンでの速攻を狙わずマグナムを建てれるまで我慢するか、返されても2枚目の轟轟轟を出せることが確定している状態で殴りかかるかでしょうか。幸い手札をうまく消費すれば、従来の速攻デッキの難点であった「序盤にマグナムを出したターンに殴れない」という点を轟轟轟の踏み倒し能力でカバーすることができます。

 

個人的には、水のカード主体にして火文明を3分の1くらい入れておき、1ターン目にピットデルを出してそのまま轟轟轟を召喚し、2ターン目以降は《蓄積された魔力》や《熱湯グレンニャー》などでリソースを回復できるようなデッキを作ってみたいなぁとか思ってしまいます。

ここで赤単にしないあたりが私らしいところなんだろうなぁ。

 

実は水文明との相性は良いです。

手札が1枚の時にそれが《ドンドン吸い込むナウ》だった場合、発動して轟轟轟をサーチして、邪魔なブロッカーを退けつつそのまま出すという中々美しい動きが可能になっています。

手札が無くなる弱点をわかりやすくカバーするためにドローの得意な水文明を使うという選択は、おそらく誰もが考える道ではないでしょうか。とはいえ火文明には《勇愛の天秤》のような、手札1枚の時に使えば手札補充となるカードが揃っているので、水文明が必須というわけではないですね。と言うよりむしろ、手札を増やし過ぎれば轟轟轟を出しづらくなっていくので、それが怖い場合は水文明を採用しなくてもいいでしょう。

 

まとめ

総じて、火文明が絡むビートダウンに新たな戦術を増やしてくれそうな強力カードです。

速攻に尖らせたカードである事には間違いないのですが、尖っている割には幅広いビートダウンデッキを強化してくれるカードとして扱えるでしょう。良い意味でマスターカートらしくないカードですね。

 

火文明によるビートダウンが好きな方は、何枚か確保しておいていいのではないでしょうか。

 

以上。……これを機に新しい形のジョッキーを考えても良いのかもしれないと考えているポフルでした。