白t青メタリカで大会優勝したい。ポフルです。
白緑のように、短いターン数で一気に圧殺するよりも、白のみでじわじわと追い詰める方が好きなのです。という建前で、《ベイB ジャック》というパワーカードに頼りたくないという事、そのうち《ベイB ジャック》が制限になるだろうという打算もあって白緑にしたくないという考えが大きいのですが。
そんな私のメタリカ感はともかく、メタリカのスーパーレア《赤攻銀 マルハヴァン》の考察をはじめましょう。メタリカデッキやサザンで採用されるカードになりますね。
カード情報
赤攻銀 マルハヴァン
光文明 メタリカ
コスト6 パワー7000
■シンパシー:コスト3以下のクリーチャー(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のコスト3以下のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただし、コストは0以下にならない)
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■自分のコスト3以下のクリーチャーが破壊された時、このクリーチャーをアンタップする。
■自分のコスト4以上のクリーチャーが破壊される時、かわりに自分のコスト3以下のクリーチャーを1体破壊してもよい。
考察
シンパシーによって、コスト3以下のクリーチャーの数だけ自身の召喚コストを下げることができるW・ブレイカー持ちのブロッカーですね。似たようなクリーチャーに《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》が存在しますが、元々のコストの違いとメタリカという種族、そして何よりシンパシーの対象に文明の縛りが無い事が差別点として挙げられますね。
共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス
光文明 エンジェル・コマンド・ドラゴン
コスト7 パワー7000
■ブロッカー
■シンパシー:光のコスト3以下のクリーチャー(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分の光のコスト3以下のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただし、コストは0以下にならない)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の光のコスト3以下のクリーチャー1体につき、カードを1枚引いてもよい。
■W・ブレイカー
能力は、自身のコスト3以下のクリーチャーが破壊されると自身をアンタップする能力、コスト4以上のクリーチャーが破壊されるときに、コスト3以下のクリーチャーを身代わりにすることができる能力ですね。
後半の能力は「自分のコスト3以下のクリーチャーすべてに『セイバー:コスト4以上のクリーチャー』を与える」と読んで良いでしょう。
前半の動きに不安のあるメタリカにとって、その前半にパワー7000のブロッカーを展開できることはなかなかありがたいです。今までの《ベイB ジャック》を採用していないメタリカの弱点として、相手が「早期に特殊勝利を狙うデッキ」だった場合に対処できないという弱点をある程度克服できそうなクリーチャーですね。
《共鳴の精霊龍 サザン・ルネサンス》の方がドロー能力がある分優位な気もしますが、メタリカデッキでは《一番隊クリスタ》の存在によって早期召喚が安定するという利点があります。
相手の場に大型ブロッカーが存在している時に、自身の場にウィニーが存在していれば、自身のアンタップ効果と耐性によってごり押しが可能な事もうれしいですね。
自分のコスト4以上のクリーチャーを守る効果は自身を守る事にもつながる上に、メタリカの制圧力の要である大型クリーチャーを守る事にもつながります。
特に《気高き魂 不動》との相性は目を見張るものがあります。
気高き魂 不動
光文明 メタリカ
コスト6 パワー6500
NEOクリーチャー
■NEO進化:自分の光のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■W・ブレイカー
■自分のNEOクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置いてもよい。
■自分のクリーチャーがバトルゾーンから自分の墓地以外のゾーンに置かれるとき、かわりにバトルゾーンにとどまる。
破壊効果をマルハヴァンの効果で守り、それ以外の除去を不動で守る事が可能です。封印には弱いですが、実は《DG ~裁キノ刻~》がフィールドにいれば、封印すら回避可能という超耐性を築くことが可能です。白緑メタリカならこの場を構築することも簡単かもしれませんね。私は何があろうとやらないですが
DG 〜裁キノ刻〜
無色 メタリカ
コスト2 パワー2000
このクリーチャーは攻撃できない。
名前に《DG》とある自分の他のクリーチャー全てのパワーを+5000する。
いずれかの山札からマナゾーンまたはバトルゾーンにカードが置かれる時、かわりにそのプレイヤーはそのカードを自身の山札の一番下に置く。
破壊の身代わりにはコスト3以下のクリーチャーが必要になりますが、この子を出すデッキならコスト3以下のクリーチャーをそれなりに採用している筈であり、メタリカは小型クリーチャーで制圧が基本のデッキなので、何かしらの活躍は出来そうです。
序盤はその高めのパワーとブロッカー能力で守りを固め、後半は他のカードとの組み合わせでさらに強い耐性を気づくことが可能な、縦横無尽に活躍できるクリーチャーと言えそうです。
まとめ
前半から後半まで、なかなか便利な能力を持つクリーチャーです。
他のカードとの組み合わせ次第にはなりますが、盤面の制圧力はサザンルネサンス以上です。
上手い事デッキを構築して相手を踏みつぶしていきたいですね。
以上。これからの大会はしばらくメタリカで出ます。ポフルでした。