自分の周りでも白緑メタリカの波が来ていて、なんだかんだで「ジョーカーズ参上」時代から白単型(正確には準白単型)のを研究していた私としては、「ジャックとかデスマッチとかくらい入れれば?」なんて言われると色々すごく複雑な気分になって嫌な感じ。ポフルです。
一応、白単には白単の強みというものがあるのですが、それは何かしら結果を残してから書かないと説得力が無い気もするので書きません。なのでとりあえず、
大会での大戦中に、私のデッキの採用カードを「こいつジャックかなwwwあ、違ったわwwwでもこいつジャックで良くね?www」と馬鹿にしたりするような人に対する怒りに身を震わせながら、今後の大会は意地でも白単メタリカで挑みます。
本人たちにもきっと悪気は無かったのでしょうが、しかし私は怒りを抑えることで精いっぱいでした。
「他人のデッキに口を出す時は慎重に、相手の意思もくみ取りましょう」なんてことを学びましたと、前向きにとらえる事にしましょう。
……ここでこの怒りを吐き出してしまった事については申し訳ありません。
今回、そんな非公認大会の事から、「対戦中のプレイヤーに対して話してはダメ」というルールについてと、今後の白単メタリカについてのお話です。
注意
*今回、少なからず自分の怒りを文章化している部分があり、関係の無い皆様を不快にさせる可能性があります。
一応、まとめで今回起こったことについての結論を書くつもりなので、詳細まで知らなくても良いという方かつ、大会で対戦中のプレイヤーに第三者が話しかけてはいけない理由について理解している方は目次から「白単メタリカの今後」の項への移動を推奨します。
非公認大会での不快な事
今回の非公認大会は事前に「対戦中のプレイヤーに対して話しかけない事」というルールを参加者全員に向けて発信していた事から、言外に競技性の高い大会だということは承知できる筈です。そうでなくとも運営側から指定されたルールにはそれがおかしなルールでもない限り従うのが常識。その上でのこの件だったために、かなり不愉快に思う結果になりそのモヤモヤが消えないのでここに書かせていただきます。
前々から思っていた事ですが、「大会において、周りの人は対戦中の人に話しかけてはいけない」というルール。「どういった意図でこのルールが存在しているのか」を、プレイヤー側がしっかり理解すべきだと思うのです。中学生以上の分別の付く方たちは特にです。
前に古きおもちゃ屋さんといった場で大会に出ていた時も、対戦中の人に対して
「マナみたらシールドトリガー入ってない事わかるじゃん」
「あのデッキ絶対このカード入ってないって」
と大声で話すプレイヤーがいました。
フリーの時ならそこまで問題は無いのです。もしくはもうすこしカジュアルな大会であれば良いのです。しかし、今回の件は最初に書いた通り、最初に競技性の高いルールが事前に提示された上での大会になります。
そもそも大会というのは個人の実力を試すものです。
その実力というのは、例えば「相手の公開情報を見てどんなデッキかを予測する能力」「相手の公開情報からシールドのカードを予測する能力」も含まれる事は分かるかと思います。そして、デュエルマスターズというゲームが、将棋や囲碁のような、個人の知識や知恵を重視するゲームである以上、そこで第三者が少しでも介入してしまうと、もはやそれは大会という真剣勝負の場にふさわしくない物になってしまうということもお分かりいただけるかと。
今回の私のケースですが、今回私が採用しているカードに対して「ジャックと似た挙動してるのにジャックじゃないんですねwww」と言ったり、対戦直前に「僕と同じメタリカデッキなら相手のデッキなんて余裕の筈ですよねwww」なんて事を話せば、対戦相手も、
(この人(対戦相手)とこの人(観客)はどうやら知り合いらしい。そして相手はメタリカを使うらしい)
(どうやらジャックが出ていない事を弄っているようだ。そういえば、さっきは「僕と同じメタリカデッキなら…」と話していた。なんだか相手を小馬鹿にしているような口調だった。もしかしたらジャックやデスマッチ・ビートルのような緑のカードは入っていないから、そこを馬鹿にしていたのかもしれない)
なんて思考をしてもおかしくはないですよね。
直接的な助言にはなりませんが、私のデッキが早期にばれてしまいます。
というよりそもそも最初の言葉と、その後その観客が対戦相手とも親しく話していた事も踏まえて考えれば、相手の握っているデッキがその観客の使う白緑メタリカに弱いとされるデッキの可能性は高いという情報は得ることができるわけです。
こっちも多少アドバンテージを得ましたが、戦うまで相手のデッキがわからない事も踏まえて真剣勝負という事を考えれば、こんな形でアドバンテージを得てもはっきり言って不愉快極まりないです。
これがCSや全国大会の場であった場合、その場合はスタッフの方が丁寧に対応してくださるとは思うのですが、かなり大問題だったと思いますね。
細かいルールですが、カードゲームの競技性を守るためにも大切なルールです。
喋ることが楽しい事は理解しているのですが、もう少し考えてみてほしいですね。
「人の振り見て我が振り直せ」
私も自分自身を見つめ直してこれからの大会に臨みたいですね。
白単メタリカの今後
現環境に顔を出す事になった「白緑メタリカ」。現状最高峰のメタリカデッキと言っていいでしょう。
だからと言って、私自身が今までの研究を無駄にして白緑にしてまで勝利を得たいとは思う事ができない、融通の利かない頑固者なので、私は今まで通り「白単メタリカ」で大会に臨みたいと思っております。
そもそも白緑メタリカの強さ自体まだ「ジョーカーズ参上」が出る前あたり(だった気がする)のコロコロチャンネルで確認済みで、その上でいざメタリカを構築しようと思った時に「ジャックというパワーカードに頼る戦い方をしたくない」という想いも詰めて組んだのが今のメタリカの雛型です。このブログを立ち上げる前にやっていたブログ内にそのころの記事があるので、いつものようにここに張り付ける事ができないのは残念ですが。
その並々ならぬ想いをここで捨てるのは色々とナンセンスという物でしょう。
そもそも、白単メタリカには白緑メタリカとの差別点が残されています。《紅の猛り 天鎖》です。
紅の猛り 天鎖
光文明 メタリカ
コスト2 パワー14500
■T・ブレイカー
■このクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。
■自分のシールドが6つ以下なら、このクリーチャーはアンタップしない。
■ラビリンス:自分のターンのはじめに、自分のシールドが相手よりも多ければ、カードを1枚引いてもよい。
ジャックでのマナコスト確保、《ジャスト・ラビリンス》によるドローを重視し、盤面が整ってから止めを刺しに行くのがこのデッキ。そこにシールド7枚という条件を満たさなくては起き上がれないこの子を採用するメリットは皆無です。白緑には《デスマッチ・ビートル》がいますが、天鎖はパワー13000を誇るドギラゴン剣を攻撃曲げとの併用で一方的に葬る事ができるパワー14500。この辺りがすでに差別化として役にたっています。
さらに、クリスタとバーナイン、そしてバブールによるコンボデッキ故に、ファッティはできる限り確実なフィニッシャーを少数にしたい白緑メタリカには採用が難しい、劣勢を無理やり優勢へと変換する《オヴ・シディア》等を同じくコストの高さから採用されにくい《星の導き 翔天》によって機能させる機構もあり、長期戦なら小回りの利くデッキに仕上がっています。
残る課題は、早期に終わらせるループデッキ。(チェイングラスパーの対策はある程度出来ています)
この辺りに対してもある程度ビートダウンできるようになれば、もしくは対策ができれば上出来でしょう。
そのためにも、全国大会の準備を進めつつ白単メタリカの完成度も挙げていき、また大会に臨みたいところです。
まとめ
「対戦中のプレイヤーへ話しかける事がダメな理由」について、私の体験も含めて書かせていただきました。
仮に注意するスタッフの方がいないとしても、そもそもプレイヤー自身がルールを意識しているべきという話です。それは競技性を守るためでもあり、大会を楽しむためにもなる筈です。
とはいえ、今回そういった事関係無しで白単メタリカで負けた事は事実。
他人には馬鹿にするような言葉をいただきましたが、それでもいつか白単メタリカでも大会優勝できるんだぞという事を証明するためにも、そして馬鹿にしてきた人をぎゃふんと言わせるためにも、デッキの研究は進めていきたいですね。
……あ、もし私の事を知っていて上の発言に心当たりのある方、別に言葉による謝罪とかは必要ないので今後の行動で示してください。最近は「ポフル」という名前で大会に臨んではいるものの、メジャー所と比べれば弱小ブログ故にその人が読んでくださっているのかはわかりませんが。
以上。他にも同じような経験した方はいらっしゃるのでしょうか。ポフルでした。