ポフルのデュエルマスターズ研究所

デュエマが強くなりたい人、デュエマをもっと色々な角度から楽しみたい人に贈る、アツかりし研究ノート的存在。

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《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》考察―あまりに規格外なマスターカードの対策法もご一緒に【デュエル・マスターズ】

挨拶もほどほどに。ポフルです。

 

月刊コロコロコミック9月号を購入している方は既にご存知かもしれませんが、コロコロオンラインにてとんでもない能力を持ったマスターカードが確認されました。

それが、今回「✝ギラギラ✝煌世主と終葬のQX!!」にて登場する《Q.Q.QX./終葬 5.S.D》ですね。早速確認していきましょう。

 

 

 

 

 

カード情報

 


Q.Q.QX.

自然文明 グランセクト

コスト4 パワー4000

■5.S.D:このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドのカードを手札に加えるかわりに、自身の山札の上から4枚目の位置に、横向きに刺す。

■相手は自身の山札の横向きのカードを手札に加えた時、ゲームに負ける。

■相手は自身の山札を見たり、順番を入れ替えたりできない。

■このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、相手は自身の山札をシャッフルする。


終葬 5.S.D

自然文明 コスト8 呪文

■相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそれを自身の山札の上から4枚目の位置に、横向きに刺す。

■このカードをバトルゾーンに出す。


 

考察

複雑怪奇に見える能力がてんこ盛りのマスターカードです。

……いつも通り順番に見ていきましょうか。

 

クリーチャー面

コスト4でパワー4000と標準的なスペックですが、とにかくメリット効果がてんこ盛りの頭がおかしいコストパフォーマンスに優れたクリーチャーになりますね。

 

順番に解説していきましょうか。

 

5.S.D(ファイブセンスダウン)

この子の目玉であるキーワード能力ですが、これはすなわち「シールドを焼却する能力の延長」と考えて良いでしょう。焼却したシールドは墓地に送るのではなく、相手のデッキの上から4番目の位置に横向きで置くというだけの話です。

「刺す」という言葉が使われていますが、おそらくこれはこのカードらしさを表現する為に別にこうした表記にしただけでしょうね。

相手のデッキに刺しこまなくても、相手プレイヤーに山札の上から3枚を持ち上げてもらって残った山札の一番上に横向きで置けばいいだけの話です。

 

単純に、たった4コストで相手のシールドを焼却する能力を持っているというのはこのクリーチャーが初ですね。序盤からシールドブレイク数を増加させて殴っていく事も考えられるでしょう。

 

エクストラウィン能力

この能力こそが、このクリーチャーが世間で問題児扱いされている原因と言えるでしょう。このカードの能力で横向きに刺されているカードをドローしたその瞬間、相手はゲームに敗北する事になります。

 

この子のシールド焼却が決まったその瞬間に、相手の寿命が残り4ターンとなるという能力になりますね。

 

とはいえ単体ではタイムラグが少しきついですね。ビートダウンの速度がすさまじい現状、悠長に4ターンも待ってられるかという話にもなってきます。この能力でのエクストラウィンを考えるのであれば、他のカードとのコンボが前提となってくるでしょう。

その辺りに関しては後述。

 

山札の確認禁止と入れ替え禁止能力

《クリスタル・メモリー》によるデッキサーチはもちろん、《ジョジョジョ・ジョーカーズ》で4枚確認する事も禁止されてしまう能力になりますね。

 

単純に、相手のサーチカードへのメタ、デッキトップからの踏み倒しを多用するバルガ系統クリーチャーへのメタとしても有効な能力です。……と思いきや、コメントでご指摘くださった通り、山札を表向きにする効果は問題ないみたいですね。

 

とはいえ、その恩恵に関してはおまけ程度に考えるべきでしょう。

この能力の真価は、「上記のようなサーチカードによって、5.S.Dで横向きになっているカードを手札に加える事無く処理する」という対策を不可能にする点にありますね。

反則臭い。

 

場を離れた時に相手のデッキをシャッフルする能力。

このクリーチャーが場を離れた瞬間、5.S.D.によって仕込まれた毒が治癒するというものです。これにより、この子が離れた後にもう1枚のQ.Q.QX.を出して毒を継続……というプレイングはほぼ不可能になっていますね。既に《Q.Q.QX.》が2体並んでいる場合は両方とも倒さなければシャッフルされませんけれどね!!!

 

全体的に。

能力すべてが単体でシナジーを持った、鬼のような強さに見えるクリーチャーですね。

ただし、単体で見た場合には一応穴も存在はしています。

  • エクストラウィンを狙う場合、バトルゾーンに出す→シールドをブレイクする→相手が横向きのカードを引くまで待つ。という流れの中で、耐性なし、パワー低めの《Q.Q.QX.》を守る必要がある。
  • エクストラウィンを狙う場合、墓地肥やし、マナブースト、シールド追加のような「山札を確認する事無くデッキを掘る事ができる能力」によって回避される事もある。
  • 耐性なし、パワー低め、打点が低いこの子でシールド焼却を積極的に行う場合、決着までに時間がかかりすぎる。

 

特に除去耐性の低さは気になるところです。

攻撃する必要があるので殴り返しに弱く、ブロッカーやメタリカの攻撃曲げに対しての対策も考えなければならず、同じ自然文明のキーワード能力「マッハファイター」にも弱く……と、対策方法はかなり多いように見えますね。

 

そこからさらに4ターンの猶予があるという点も厳しいところです。《ブラッディ・クロス》などと併用してターン数を増やすことも考えられますが、その場合でも5.S.Dが攻撃を必要とする関係上《ブラッディ・クロス》を撃つターンが1ターン遅れてしまい、結局相手に1ターンの猶予を与えてしまうという欠点も見えます。

 

結局のところ、単体でシナジーしているとはいえ対策方法は色々と考えられるので、その辺りをどうにかしなければならない玄人向けのカードと言えますね。どちらかと言えばメタカード的な採用が求められるでしょうか。めでたしめでたし。……というのがクリーチャー面のみを見たときの評価ですね。

……え、まだ書かなきゃなの?

 

呪文面

相手クリーチャー1体を相手の山札の4枚目の位置に刺すという能力を持ち、さらにこのカードをバトルゾーンに出すという能力を持ちますね。「ラスト・バースト」とは逆の能力と言って良さそうです。ラストバーストについては後日。

 

クリーチャー面とのシナジーは最高の一言で、8コストという微妙な重さにさえ目を瞑れば、最初から相手に毒を仕込んだ状態で《Q.Q.QX.》をバトルゾーンに出す事ができるというわけですね。 上記クリーチャー面の弱点だったクリーチャーを維持する必要がある点が解消されます。

さらに、プレイするだけで毒を仕込める事から《ブラッディ・クロス》あたりの他カードとの併用が容易な点も利点として挙げられるでしょう。

 

相手がクリーチャーを使わない、相手がサイキッククリーチャーしか使わない、《煌龍サッヴァーク》等の耐性持ちクリーチャーだらけのデッキであるといった相手には、エクストラウィン能力がしっかり機能しない能力ではあります。とはいえ単純に相手クリーチャーを処理しながらシールド焼却持ちクリーチャーをバトルゾーンに出せるというだけで中々の強さは持っていると考えても良いでしょうね。

 

 

ツインパクトとして

序盤の除去手段が多いデッキに対しては呪文面を主体に、序盤の動きが鈍い相手に対してはクリーチャー面を主体にして使う事によってこのカードの強力な部分が見えてくるのではないでしょうか。こうした使い分けができるという点はツインパクトとして嬉しい所ですね。

 

特に呪文面を使った際のクリーチャー面とのシナジーは強力です。上記の通り《ブラッディ・クロス》等の相手のデッキを減らす能力と併用して相手のデッキを3枚ぴったり減らす等して、4枚目をドローさせる事ができれば、終葬を使ったターン中に勝利する事も容易です。エクストラウィンを考えるのであれば、そういった方法を模索していく必要も出てくるでしょう。《7777777》は使うだけで相手のデッキを3枚掘る事ができるので、合計11マナで勝利する事が可能となるコンボになりますね。ひでえや。

 

個人的には、メタカード的な目線で採用したいですかね。

シールド焼却によってとエクストラウィン能力を、2ブロック構築で幅を利かせているトリガービートのメタとして、山札を見る事をできなくする能力を一部カードへのメタとして等等。その上でエクストラウィンを獲得できればラッキー的に考えたいところです。

 

 


キング・ザ・スロットン7

無色 ジョーカーズ

コスト7 パワー7777

■W・ブレイカー

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。それがすべてジョーカーズなら、その中からクリーチャーを1体、バトルゾーンに出す。そのターン、そのクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できる。残りのカードを好きな順序で山札の一番下に置く。


7777777

無色 コスト3 呪文

■S・トリガー

■相手は自身の山札の上から3枚を表向きにし、自分はその中から1枚を選ぶ。その選んだカードとコストが同じ相手のクリーチャーを全てと、表向きにした3枚を、相手は好きな順序で山札の一番下に置く。


 

www.dmasters-pohu.com

 

 

 

対策方法

このカード全体への対策方法としては以下の通りです。

 

横向きでカードを置かれた場合

  • 《Q.Q.QX.》を処理する。(最重要)
  • デッキからの墓地肥やしやシールド追加、封印等によって、横向きのカードをドローしないように取り除く。(盤面の状況によっては一時しのぎにしかならない場合も)
  • ゲームに先に勝利してしまう(ビートダウンならこれが一番な事も)

《Q.Q.QX.》への対策として

  • 出てきてから殴るまでに1ターン、殴ってから勝利まで最短1ターン、最長4ターンの猶予があるので、それまでに除去によって叩く。
  • ブロッカーを立てておく。(パワーが4000以上なら万々歳。ただし相手の除去には注意)

《終葬 5.D.S》への対策として

  • 8マナ以上溜まる前に勝利してしまう(ビートダウンなら容易)
  • 不用意にクリーチャーを出さない(《気高き魂 不動》はメタにぴったり)
  • 呪文を封じてしまう(汎用性の面では《ジャミング・チャフ》が適任。できればそのまま倒しきりたい)
  • 踏み倒し対策を入れておく(《異端流しオニカマス》が嫌われ者から救世主になる日も近いか)

 

これらすべての要素をデッキに入れる事は不可能なので、基本は《Q.Q.QX.》の処理方法をデッキに入れておきつつ、自分のデッキにとって呪文とクリーチャーのどちらが辛いのかを考えながら対策方法を取捨選択しておきたいところですね。

 

 

まとめ

能力の異質さ、エクストラウィン能力と、禁断関連ほどでは無いにせよ規格外なツインパクトカードと言えますね。

強力な効果である事は間違いないのですが、幸いなことに対策方法も色々と考えられるカードではあります、今の内に準備しておきたいところです。

 

 

以上。……白緑サッヴァークを2ブロックで使ってもいいのかもしれないと企むポフルでした。