ポフルのデュエルマスターズ研究所

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《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》考察―世間の反応と私の見解も踏まえて(2018/12/10追記)【デュエル・マスターズ】

なんだかんだ、賛否両論あるカードの考察記事書く方が、書くこと多くて助かるという本音をここに吐き出しておきます。ポフルです。

 

さて、そんな感じで始まるという事は、つまり賛否両論あるだろうなという事を書くつもりなのでそのつもりでお願いします。

 

本日は《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》の考察です。

コロコロコミックでは既に公開されていて、各所で話題になっていたのですが、Youtubeのコロコロチャンネルにて公開されたので、このブログでも考察していこうと思った次第です。


【デュエ速】殿堂カードもモリモリ?!双極篇4弾のゼノシャークのスマッシュバーストに注目!!【双極篇第4弾】

 

 

 

カード情報

 


水晶の記録 ゼノシャーク

水文明 ムートピア

コスト3 パワー1000

■スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたまま、コストを支払わずに唱えてもよい)


クリスタル・メモリー

水文明 コスト4 呪文

■S・トリガー

■自分の山札を見る。その中から1枚選び、手札に加える。その後、山札をシャッフルする。


 

考察

クリーチャー面

これと言って書くことは無いですね。スマッシュバースト以外に見どころはありません。

ツインパクトとして見た所で改めて考察しましょう。

 

呪文面

《クリスタル・メモリー》そのものです。

 

今までも過去の呪文がツインパクト化されたものは多数出てきていたのですが、この《クリスタル・メモリー》に関して言えば、「4枚積みはほぼ無いとはいえ、今でも採用が考えられるカード」というカードです。

それのツインパクト化という事から、否定の意見が各所で多数見受けられました。

 

その辺りの事もツインパクトとして見た所で書いていきましょう。

 

ツインパクトカードとして

コスト3にして、「攻撃する度にデッキから好きなカードを手札に加える能力」を持っていると考えれば、かなり恐ろしいカードだと考えられますね。

ビートダウン的に考えれば、《プラチナ・ワルスラS》のような「殿堂入りであるものの、一度降臨させてしまえば戦況が一気に傾くカード」や、《蒼き団長 ドギラゴン剣》あたりの「手札にあるだけである程度のプレッシャーを与える事ができるフィニッシャー」、さらには《音精ラフルル》のような「詰めにおいて確実な勝利をもたらしてくれるカード」等、戦況に応じてあらゆるカードを手札に加えられるという旨みを持ったカードです。

 

このカードをビートダウンで見かけた際には、「1度でもスマッシュ・バーストを通してしまえば負けの可能性が一気に高まってしまう」という位の認識で挑んだ方が良いと言える位にはかなりスペックの高いカードと言えそうです。

 

では、対策が無いのかと問われればそんな事も無く。召喚酔いが存在している以上、アタックトリガー特有の弱点がそのまま通用するカードです。

特にパワーが1000とかなり低い点は致命的で、パワー低下、火力であればどんなカードでも対象内に入ってしまっていますし、小型ブロッカーを立てれば、サーチこそされてしまうものの1回限りのプレイで終わります。その小型ブロッカーを除去されてしまう事もあり得るので、絶対ではないですが。

スマッシュ・バーストである以上呪文封じには弱いですね。

 

更に言えば、手札の枚数を大幅に増やすカードではないので《解体人形ジェニー》や《パクリオ》等のピーピングハンデスでの処理も狙いやすくなります。殿堂カードを加えられた場合には積極的に狙いたいところです。

 

対策方法は欲しい所ですが、序盤の展開に関して言えば、オニカマスやミクセルメタやジョーカーズの小型メタを搭載しているデッキであればついでのように処理できる事がほとんどかと思われます。

 

むしろ後半の展開において、スピードアタッカー付与と共に展開される事の方が怖いかもしれませんね。

 

 

なんで賛否両論あるの?って話

否定意見のほぼすべてが、「既存、それも現役カードの完全上位互換だすな!」になります。

その意見だけならば私も同意見になります。

 

おそらくですが、最近のゲームスピードの速さ、インフレに関して、プレイヤー間に何か思うところがあるのではないでしょうか。

そんな中での完全上位互換の登場。これをきっかけに、公式への不満が爆発したのではないか……とは思います。

 

更に更に、《クリスタル・メモリー》は、デッキの安定性を底上げする、所謂基本カードです。

もしも《フェアリー・ライフ》の完全上位互換が出た場合、荒れに荒れるのは想像に難しくない話ではないでしょうか。一撃奪取サイクルにターン1制限が取れたら……なんて考えたくもないです。ええ。

 

 

ただ、個人的にはもう少し冷静になって考えてほしいかなと思ってしまうのです。

 

完全上位互換という言葉を使いましたが、個人的にこのゼノシャークというカードは《クリスタル・メモリー》の完全上位互換ではないと思っているのです。

 

理由としては以下の4点になります。

  • 《偶発と弾幕の要塞》や《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》あたりで捲れても不利な展開にならない。
  • 《父なる大地》や《轟破天九十九語》でマナから引っ張り出されない。
  • 《クイーン・アマテラス》等「クリーチャーでないカード」の対象にできない。
  • 《7777777》で捲れた時に、無駄に選択肢を広げられない。

 

重箱の隅をつつくような理由ではありますが。デッキ構築の際やある特殊なデッキと戦う際、この辺りの欠点が響く可能性も全くないとは言えない筈です。

 

この辺りの、ツインパクト特有の欠点とかは以下の記事にてしっかり書いてます。やるじゃん過去の私(自画自賛)

www.dmasters-pohu.comとはいえ、ツインパクトカードの情報が公開されてすぐにこの辺りの欠点については知っている筈でして。否定意見の理由がこれだけであれば、まだギリギリ実用性を残していた《デーモン・ハンド》がツインパクト化した時にもっと騒がれていた筈な気がします。

 

また、「基本的カードの完全上位互換が出る事の問題」ですが、そもそもその話が成立するのは、「そのカードがほとんどのデッキに必須カードとして存在していた場合」の話です。

《フェアリー・ライフ》や一撃奪取は、前者は自然文明絡みで少しでもマナを伸ばしたい時に積極的に採用されるカードですし、一撃奪取は単色ビートダウンにおいて「相手よりも先に1コスト上のカードを使いながら相手のシールドを多く壊す」という役割での採用率が高いカードです。

さらにこれらのカードにはライバルが少なく、更に世間の評価でも「合うデッキなら思考停止で4枚積んで良いカード」という立ち位置になっています。

 

対して《クリスタル・メモリー》はどうでしょう。

「《フェアリー・シャワー》でマナを伸ばしてドローもしないと間に合わない」「《デモンズ・ライト》でクリーチャーを除去しなければいなしきれない」「赤や緑を主体にするなら《ドンドン吸い込むナウ》である程度狙ったカード加えられるしバウンスも出来る」「光闇いれるなら《コアクアンのおつかい》で十分」というのが世間一般の評価であり、「空いたスロットに1~2枚入れるかどうか」ではないでしょうか?

 

 つまり、「基本的なカードだから」という理由に対して、世間の評価が低いんですよね。《クリスタル・メモリー》は。

 

……ここから先は勝手な予想なのですが、《クリスタル・メモリー》に否定意見がかなり飛んできたのは、「プロモ版《クリスタル・メモリー》の価値暴落」にあるのではないでしょうか。

 

シングル価格が落ちる事でショップが潰れる……という話に関しては「ショップ側はそういった『完全上位互換登場による価格下降のリスク』も踏まえた上で、在庫を確認しつつ買取価格をある程度コントロールしている筈」です。私達プレイヤーがそこに文句言うのはお門違いですし、そこに文句言うショップ側は単なる勉強不足かと。

 

フルホイルとかフルレートなんかをするような、コレクター気質の金銭感覚、及び豊富な資金を持った方であればそもそも、「あ、このクリメモ使えなくなるのか。ふーん。ゼノシャークホイルやん。よっしゃ。フルホイルとして成立するやんけ!」と、前向きに考えそうなものです。

 

なんかそう考えて行くと、

「別に、今回のゼノシャークに関して否定する理由って見つからないな」

と、まとまってしまいます。

 

 

ただ個人的には、「ドギラゴン剣が流行っている状況での《"龍装"チュリス》の登場」とか、「《煌龍 サッヴァーク》が《ドラゴンズ・サイン》に対応してしまっている」とか、「ツインパクトが1枚で完結した能力になってしまっている」とか、「あからさまなシナジーを形成したカード同士によるデザイナーズデッキが強すぎて、新しいデッキを作る意欲が薄まっている」というところあたりに危機感を感じていまして、そんな中でのゼノシャークだったので、

この先のデュエマはどうなってしまうのか

と、さらに危機感を覚えてしまいました。

 

だからと言ってこの先インフレを抑えようとしてしまうと不死鳥編の二の舞ですし……。難しいですよね。

 

ただ、《奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》のように、今後の基本的メタカードになるようなカードをフェスパックの交換景品にしつつ、構築済みで再録していたり、2ブロックという構築ルールによって楽しみ方が広がったりと、公式の運営に対して嬉しいと思っている所も多々ある……という事は念のため伝えておきます。

 

追記(2018/12/10)

「クエストパックにてクリスタルメモリーが再録された際、そのクリスタルメモリー目当てにパックを買った層の話はスルーですか?」

 

という意見が見られたので、その辺りについても追記させていただきます。

 

今回は上記意見を

「実際にクリスタルメモリーを当たりとして見ていた方」

からの意見だったので追記するに至りましたが、

「クエストパック半額じゃなきゃ買わないですよ」「ポクチン出なければ爆死です」

と言う方の意見であれば多分スルーしてました。

 

はっきり言います。

そういった理由でゼノシャークを否定するのであれば、最初から『ポクチンでなきゃ爆死』とか、「本当はホイルクリメモが欲しいけど我慢」とか言うべきではないです。

 

カード制作側として手に入り辛かった《クリスタル・メモリー》の収録は、水文明絡みのデッキを組みやすくする為の配慮だったかと思います。

ただ、いざパックが発売されて以降、プレイヤー大多数の意見が「ポクチン以外はずれ」。

その言葉だけしかなくて、実際にクエストパックの売り上げがそこまで伸びていないのであれば、「あぁ、あの《クリスタル・メモリー》は世間に受け入れられなかったんだな」と考えられてもおかしい話では無いです。

それに拍車をかけるように、一部レート主義ホイル主義の方の「フルホイルじゃないんですか?」「レート上げないんですか?」という問いかけに対して、少なからず存在していた「我慢してホイルではありません」という言葉。

「クエストパックのクリスタルメモリーは世間から受け入れられなかった」と考えられてもおかしい話ではないと思いませんか?

 

「ポクチンでなかったけど、《クリスタル・メモリー》は出た!よかった!」

「《ウミラビット》は欲しくないけど《クリスタル・メモリー》は良いよね!」

「ここ数年《クリスタル・メモリー》欲しかったけど手に入らなかった。ようやく手に入った」

みたいなもっと肯定的な意見があれば、「あ、まだ通常版の《クリスタル・メモリー》に需要があるんだな。なら《クリスタル・メモリー》のツインパクト化は一旦待とうか」となりそうなものです。

 

 

そういった、純粋に「クエストパックでの再録で心から喜んで、《クリスタル・メモリー》を目当てにクエストパックを買った」という方に関しては、その、なんというか。お気の毒ですが……。という感じです。

Twitterを見る限りでは、クエストパックの《クリスタル・メモリー》再録にそこまで興味ない方が多い印象があり、企業側の判断としては「少数意見まで反映させてしまうと、身動きが取れなくなってコンテンツの発展の妨げとなってしまう。」というものもあったのでしょう。

もし、ゼノシャークの存在を許せないのであれば、公式サイドへの何らかのアクションが必要かと思います。お客様相談室に送るなり、何人かの署名を取って送るなり。

それでゼノシャークの存在を無くせるわけではありませんが、少なくとも「『今の公式の上位互換の出し方には不満があります』という意見がいくつか存在している」という事がわかっていただけるかと思います。

 

この記事の文章からわかる通り、私は「ゼノシャーク肯定派」の人間なので、公式へのアクションには参加できませんが、少しでも参考になればと思います。

 

 

折角なので、私もここに最近のデュエマの不満は書いておきますね。

「《"龍装"チュリス》のような、トーナメントシーントップメタに存在するデッキへのわかりやす過ぎる強化や、《Q.Q.QX.》に対する《H.D.2.》のような、エクストラウィンに対するわかりやすいサポートはやめてほしい

 

 

まとめ

賛否両論ある話を長々と書いてしまいましたが、いかがだったでしょうか。

もしなにか反論みたいなものがあれば、コメント欄だったり、Twitterの引用RTだったりで意見を書いてくださると、色んな方の考える材料になって良いかなと思います。

決して、「異なる意見を持つ相手への人格否定や罵倒等」のような不快になるような発言はしないようにお願いしますね。

 

ゼノシャーク自体は、時代の移り変わりを感じさせる、ビートダウンにおける強カードです。

VRと少々集めにくいのが欠点ですが、ぜひとも集めておきたいですね。

 

 

以上。ポフルでした。