ポフルのデュエルマスターズ研究所

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「クロニクル・レガシー・デッキ2018 至高のゼニス頂神殿」改造「白零天門ゼニス」徹底解説【デュエル・マスターズ】

三連休ですね。ポフルです。

 

こう、今後のブログの方針についてとか発表した後であれですが、だいぶ前にちょっと気になる事がありまして。

 

さすがに現実世界ではトラブルの種になるので言えない事ではありますが、こういう場位では吐き出しておこうかなと思いました。

 

と、こんな書き出し方からわかるかと思いますが、今回少し興奮状態で口が悪くなっているかもしれないです。苦手な方は目次の「デッキ解説」をクリックorタップして飛んでくださればと思います。

 

「クロニクル・レガシー・デッキ2018 至高のゼニス頂神殿」改造「白零天門ゼニス」を徹底解説していきたいと思います。

 

……ゼニスデッキ使いたいが為に買ったものの、上手く扱えないし改造方法もわからないという方は是非。

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書くきっかけ

「ゼニスのクロニクルデッキは《トライガード・チャージャー》以外に人権ないから」

なんて話をしているプレイヤーを見つけてしまったんです。

 

……舐めてんの???喧嘩売ってんの???

って、喉から出かけましたよね。もう本当にぶち切れ寸前でした。

 

このデッキをしっかり考察した方であれば、そんな言葉口から出るわけがないんですよ。すっげぇ腹立ちました。

 

エピソード2にて主に活躍していた「アンノウン/ゼニス」を主体としたデッキの為、新規カードの拡張性や、他のデッキへの採用率というのは低めではあります。ただ、「人権が無い」とまでは流石に表現能力低すぎるのでは?「大会で活躍していない」「癖が強い」「汎用性低い」が一番的確な表現でしょうに。

 

多分そういう意図での「人権が無い」表現だったんでしょうけれど。

 

このデッキで色んなデッキとしっかり戦えている自分としては、さすがにカチンと来まして。

 

ただ、あんまりこの場で暴言吐くのは賢くない方法でして。もっとこう、このデッキの魅力や強さについてしっかり語る事で、一人でも多くの方に「いや、人権が無いは賢くないよね」くらいの認知をしてもらう事が賢い方法ですよね。

 

丁度新規カードの登場もありませんし、私の好きなデッキについてこういった記事を書くのはかなり好きな事です。

前置きが長くなりましたが、「白零ゼニス」の解説をしていきましょう。

 

デッキ解説

デッキレシピ

光文明 27枚

 「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード ×3

 「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト ×2

 懐疑の虎狼 ミラーズホロウ/「汝は偽名なりや?」 ×4

 真実の名 バウライオン ×3

 絶対の畏れ 防鎧 ×3

 ロジック・キューブ ×1

 トライガード・チャージャー ×4

 創世と終焉のゼニスパーク ×3

 ヘブンズ・ゲート ×4

 

無色 13枚

 「修羅」の頂 VAN・ベートーベン ×2

 「祝」の頂 ウェディング ×2

 「獅子」の頂 ライオネル・フィナーレ ×1

 「智」の頂 レディオ・ローゼス ×2

 「逆相」の頂 オガヤード・スンラート ×2

 極頂秘伝ゼニス・シンフォニー ×3

 天頂秘伝ゼニス・レクイエム ×1

 

 

デッキレシピは去年以下の記事で書きました。

www.dmasters-pohu.com

今回のレシピでは、《ヘブンズ・キューブ》を抜いて《天頂秘伝ゼニス・レクイエム》を採用しています。また、《聖鍾の翼 ティグヌス》を《絶対の畏れ 防鎧》へと交換しました。

 

デッキ解説

このデッキの元となっているデッキ「クロニクル・レガシー・デッキ2018 至高のゼニス頂神殿」の考察に関しては、2つ程記事を書いています。

 

www.dmasters-pohu.com

www.dmasters-pohu.com

ただあくまで「無改造状態で使った場合」及び「少し手を加えた状態で何度かテストプレイをした場合」の考察です。

今回は上記のデッキレシピを見ていただければわかるかと思いますが、しっかりと改造を施した上での解説です。上記記事とは少し異なった解説となります。ご了承ください。

 

さて、このデッキの動きを順番に解説していきます。

 

序盤の動き
  • 序盤……基本的には《トライガード・チャージャー》のみ。相手が踏み倒し及びハンデスを行う場合のみ《絶対の畏れ 防鎧》を立てる。

 

序盤ですが、基本的に《トライガード・チャージャー》を撃つ以外にやる事はありません。

 


トライガード・チャージャー

光文明 コスト4 呪文

■自分のシールドを1つ、手札に戻してもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

■自分の手札を1枚、裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置いてもよい。

■チャージャー


 

 

www.dmasters-pohu.com

 

このデッキは《ヘブンズ・ゲート》を扱うデッキです。ビートダウン相手はそこまで怖くありません。トリガーしない時は……その時はその時ということで。

 

《「汝は偽名なりや?」》を撃つという選択もありますが、《「汝は偽名なりや?」》の成功率を考えればそこまで優先したい事でもありません。仮にアンノウンブロッカーを手札に加える事が出来なかった場合、後半の動きに支障をきたします。

経験上、「クリーチャー面を《ヘブンズ・ゲート》で出した時のメリットを捨ててまで優先する事では無い」と断言出来てしまうので、《トライガード・チャージャー》が来るまではどっしり構えておくのが吉ですね。

その《トライガード・チャージャー》が手札に来る気配が無いのであれば、《「汝は偽名なりや?」》を撃つ事も考えたいですが、絶対では無いです。そもそも「2ターン目に《フェアリー・ライフ》を引き込む可能性」と「4ターン目までに《トライガード・チャージャー》を引き込む可能性」とでは後者の方がハードルが低い……という事はなんとなくわかる事でしょう。案外焦らずともうまくいきます。

 

ハンデスだけは確実に回避したいです。《絶対の畏れ 防鎧》は死ぬ気でキープしたいです。ハンデス環境にあるのであれば、後述しますが《奇石 ベイブレンラ/スーパー・エターナル・スパーク》の採用を検討したいですね。

 


絶対の畏れ 防鎧

光文明 メタリカ

コスト3 パワー3500

■相手がマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手はそれを山札の一番下に置く。

■相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、自分の手札は捨てられない。


 

 

《トライガード・チャージャー》でシールドを回収するのか、及びシールドを追加するのかですが、基本的には「シールド回収のみ」ですかね。

 

このデッキを見て「シールドを殴れる時にしっかり殴っておこう」と考えられる方は少ないと思います。トリガー自体は少なめですが、《ヘブンズ・ゲート》か《創世と終焉のゼニスパーク》をトリガーした時のリスクを考えれば、「打点が揃い、S・トリガーのケアができる時に殴る」と考える方の方が多いと考えられます。

シールド追加によって《ヘブンズ・ゲート》や《創世と終焉のゼニスパーク》を仕込む事が出来れば、ビートダウン相手への耐性ができるという物です。

しかしそれができない場合、手札が減ればうまく機能しないこのデッキの特性と、前述の「あまり殴られる事は無い」という特性を考えると、そこまで必死にシールドを追加する必要は無いかと思います。

 

一応、《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》の耐性の事を考えれば、シールドの追加も全くメリットが無いわけではありません。相手のデッキが「いつ頃殴りかかってくるデッキなのか」「その攻撃でゲームを終わらせに来るのか」を頭に入れて、柔軟に対応したいところです。

 

 

中盤の動き
  • 中盤……《ヘブンズ・ゲート》によって《真実の名 バウライオン》or《懐疑の虎狼 ミラーズホロウ》or《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》をバトルゾーンに出し、手札を補強しながら《極頂秘伝 ゼニス・シンフォニー》を唱える準備を整える。

 

このデッキの起点となるカードはもちろん《ヘブンズ・ゲート》です。

 


ヘブンズ・ゲート

光文明 コスト6 呪文

■S・トリガー

■光の「ブロッカー」を持つ、進化でないクリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。


 

このカードを使って、《極頂秘伝 ゼニス・シンフォニー》の「アタック・チャンス」に対応するアンノウンブロッカーを展開し、ゼニスによる制圧準備を整える必要があります。

 

さらに言えば、アンノウンブロッカーを出した次のターンには《極頂秘伝 ゼニス・シンフォニー》を唱えて制圧を開始したいので、手札補充もここでしっかり行いたいところです。

そこで役に立つアンノウンブロッカーが《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》及び《懐疑の虎狼 ミラーズホロウ》の2種類です。

 

 


「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト

光文明 エンジェル・コマンド/アンノウン/ゼニス

コスト10 パワー10500

■ブロッカー

■W・ブレイカー

■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、「ブロッカー」を持つ進化でないクリーチャーを好きな数、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。

■このクリーチャーまたは自分の他の「ブロッカー」を持つクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。



懐疑の虎狼 ミラーズホロウ

光文明 デーモン・コマンド/アンノウン

コスト7 パワー7000

■ブロッカー

■W・ブレイカー

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から、アンノウン1体と呪文を1枚、手札に加える。その後、残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。


「汝は偽名なりや?」

光文明 コスト3 呪文

■自分の山札の上から2枚を表向きにする。その中から、アンノウン1体と呪文を1枚、手札に加える。その後、残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。


 

www.dmasters-pohu.com

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前者はやや不安定ですが、この子と他のブロッカーを同時に出す事によって2枚のドローが可能になります。更に維持する事が出来れば、《ロスト・ソウル》を撃たれない限り手札が尽きる事は無くなると見て良いでしょう。

後者はより安定性の高いドローソースです。このデッキでは疑似《フォーチュン・スロット》……と書けばその安定性が伝わるでしょうか。狙ったカードを引き込みやすいので、優先して場に出していきたいところです。

当然、この2種類のアンノウンブロッカーを同時に出せば、天門で消費した3枚の手札を、4枚の手札補充によって回復……どころかプラスにする事が可能になります。これの手札補充能力を駆使し、ゼニスでの制圧準備を整えましょう。

 

 

相手がマナブーストを行うデッキの場合、《「逆相」の頂 オガヤード・スンラート》も出す候補になりますね。6マナ溜まっている際、相手が9マナ溜まっていれば召喚が可能です。

 


「逆相」の頂 オガヤード・スンラート

無色 アンノウン/ゼニス

コスト15 パワー13000

■このクリーチャーを召喚するコストは、相手のマナゾーンにあるカード1枚につき1少なくなる。ただし、コストは0以下にならない。

■T・ブレイカー

■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、無色カードを2枚まで、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

■エターナル・Ω


 

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……ただし、そこまで相手がマナブーストに成功しているという事は、カードパワー負けを起こしやすい状況でもあるという事です。さらに言えば「逆相」の手札補充は基本的にマナ回収です。妨害された時のリスクがかなり高いです。《グローリー・スノー》(現代であれば《ビスティック・マース》か《緑地銀 イーアル》が優先されるでしょう)を搭載しているのであればそこまで気にする必要も無いのですが、今回のデッキレシピでは採用していません。

緊急用と割り切った使い方になるでしょう。

 

終盤の動き
  • 終盤《極頂秘伝 ゼニス・シンフォニー》で強力なゼニスを召喚し、その能力や《創世と終焉のゼニスパーク》によるタップキルによって相手を一気に制圧。《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》によって必要なゼニスを維持。

 

このデッキの本領はここからです。

《極頂秘伝 ゼニス・シンフォニー》を唱え、強力なゼニスの召喚時能力によってゲームを一気に制圧してしまいましょう。

 


極頂秘伝ゼニス・シンフォニー

無色 コスト9 呪文

■アタック・チャンス―アンノウン(自分のアンノウンが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)

■自分のアンノウンとゼニスを種族に持つクリーチャーを1体、コストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、そのクリーチャーをバトルゾーンから自分の手札に戻す。


 

 

このデッキで出せるゼニスと、出したい状況に関しては以下の通りです。

 

  • 《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》

 


「終焉」の頂オーエン・ザ・ロード

光文明 デーモン・コマンド/アンノウン/ゼニス

コスト11 パワー11500

■ブロッカー

■W・ブレイカー

■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、自分の墓地のカードを山札にもどしてシャッフルする。その後、自分の山札の上から3枚を裏向きのまま、それぞれ新しいシールドとしてシールドゾーンに加えてもよい。

■自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のシールドを2つ、手札に戻してもよい。(ただし、それらの「S・トリガーは使えない」)


 

状況を選ばず出す事が出来るゼニスです。特に相手がビートダウンデッキであれば、この上ない安心感が生まれる事でしょう。

 

最初にシンフォニーで出しておけば、後続のゼニス達をシンフォニーのデメリットをそこまで重くとらえる事無く出し続ける事も可能です。

ライブラリアウト対策、シールド追加とブロッカーによる防御と、自身の耐性も合わせて一部のトリガー対策、シンフォニーのデメリット踏み倒しの準備。

このデッキでは、手堅い見た目通り、縦横無尽に活躍してくれるゼニスだと言えるでしょう。

 

これを1枚しか入れなかったのは何というか、アコギな商売といいますか。

 

  • 《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》

「終焉」とは違い、そこまで優先度は高くありません。中盤の動きでの必要性は高めなのですが、ドローに関しては後述の《「智」の頂 レディオ・ローゼス》が担ってくれるので微妙な所です。

このデッキのブロッカーはすべて《ヘブンズ・ゲート》での展開が可能なので、召喚時能力の恩恵もそこまで高くは無いです。

《ヘブンズ・ゲート》が手札に無い時、どうしてもブロッカーを展開したいという場合に限るでしょう。

 

  • 《「逆相」の頂 オガヤード・スンラート》

自身でコスト軽減能力を持ってはいるものの、相手がそこまでマナを伸ばさないデッキであればシンフォニーで出してしまうのも一つの手です。

 

基本的には、他のゼニスでの制圧がある程度完了した際に《「祝」の頂 ウェディング》や《天頂秘伝 ゼニス・レクイエム》を回収してフィニッシュを目指す為、もしくは序盤にマナに置いた各種無色ゼニス及びシンフォニーを回収する事が目的となります。また、使用済みシンフォニーを手札に戻す為のカードとしても使う事になるでしょう。

 

このブログ内ではあんまり良いこと書いてないのですが、要所要所で良い動きをしてくれます。「戦慄」とはマナに置いた無色ゼニスを回収できる点で差別化できています。

 

  • 《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》

 


「修羅」の頂 VAN・ベートーベン

無色 キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン/ゼニス

コスト11 パワー14000

■このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーをすべてバトルゾーンから持ち主の手札に戻す。

■相手がコマンドまたはドラゴンをバトルゾーンに出す時、相手はそのクリーチャーをバトルゾーンに出すかわりに墓地に置く。

■T・ブレイカー

■エターナル・Ω(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに手札に戻す)


 

 

ドラゴン、及びコマンドメタです。

相手がドラゴンやコマンドを扱うようなデッキであり、「終焉」によって維持が容易な状況であれば、優先してバトルゾーンに出したいところです。

 

そうでないデッキに対しても、相手クリーチャーの全バウンスは除去がそこまで得意でないこのデッキにおいて嬉しい物です。

後述する「祝」による除去が間に合わない場合には優先して出したい除去カードと言えるでしょう。

 

  • 《「智」の頂 レディオ・ローゼス》

 


「智」の頂 レディオ・ローゼス

無色 アンノウン/ゼニス

コスト10 パワー17000

■T・ブレイカー

■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、カードを5枚まで引き、その後、相手は自身の手札を5枚選んで捨てる。

■エターナル・Ω


 

 

相手の手札を5枚叩き落し自身は5枚手札補充という、最強の汎用性を誇ると言って過言ではないゼニスです。相手の場がそこまで充実していない場合、優先して出して良いゼニスです。

相手の手札を摘み取る事によって攻め手を鈍らせ、こちらは2枚目以降のゼニス・シンフォニーや各種ゼニスを引き込み、更に制圧を狙う事が可能となります。

 

また、この子と「逆相」「創世」及び後述の「獅子」の4種類、すなわち「手札補充能力持ちのゼニス」に言える事ですが、以下のような使い方も可能です。

 

  1. 手札……2枚の《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》と《「智」の頂 レディオ・ローゼス》(「逆相」か「創世」「獅子」でも可)
  2. アタック・チャンスでシンフォニーを2枚同時発動。「智」を召喚。(又は「逆相」もしくは「創世」「獅子」)
  3. もう1枚のシンフォニーを待機させて「智」の能力(「逆相」「創世」「獅子」)を先に解決して他のゼニスを引き込む。
  4. 「智」(「逆相」「創世」「獅子」)で引き込んだゼニスを待機させていたもう1枚シンフォニーで召喚する。

 

制圧開始時はこのテクニックを覚えておく事によって戦いの幅が広がります。必須テクニックです。

 

  • 《「祝」の頂 ウェディング》

 


 「祝」の頂 ウェディング

無色 アンノウン/ゼニス

コスト11 パワー13000

■T・ブレイカー

■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、相手はバトルゾーンにクリーチャーまたは自身の手札を合計4枚選び、新しいシールドとして裏向きにし、シールドゾーンに加える。

■このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを自身の手札に加えるかわりに墓地に置く。

■エターナル・Ω


 

シールド焼却、シールド送りの2種類がシナジーした、ゼニスのフィニッシャーです。

 

レディオ・ローゼスで相手の手札をある程度もぎ取り、VANや後述の《創世と終焉のゼニスパーク》を絡めたタップキルによって盤面の制圧を完了させた後に出す事が出来れば、もはや勝利は目前です。

 

そうでない場合に出してもある程度の活躍はできるのですが、相手の盤面のカードと手札のカードの総数があまりに多い場合は焼け石に水となる事がほとんどです。

基本は他のゼニスを優先させ、「確実に詰みに持っていく」という場面で召喚したいところです。勝負を決める場面では「終焉」の耐性でシンフォニーのデメリットを踏み倒す事も忘れないようにしましょう。

 

  • 《「獅子」の頂 ライオネル・フィナーレ》

 


「獅子」の頂 ライオネル・フィナーレ

無色 エンジェル・コマンド/アンノウン/ゼニス

コスト10 パワー12000

■このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、自分のシールドを好きな数、手札に加えてもよい。その後、自分の手札を5枚まで、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。

■T・ブレイカー

■エターナル・Ω


 

このデッキ唯一のピン刺しゼニスです。

パーツのシールド落ちを回避する事、上記テクニックでの使い方も出来ますが、一番の使い方は対ビートダウンにおいて《ヘブンズ・ゲート》や《創世と終焉のゼニスパーク》をシールドに仕込む事、そして「終焉」の耐性の弾を2.5回分回復する事ですね。

構築によってはS・トリガーの大量暴発も出来るのですが、今回はそこまで重視していません。

 

特筆すべきは、この子を出してシールドを全て回収しておけば、「シールドゾーンのどこにどのカードがあるのか」が全てわかるという事です。これにより、「「終焉」の耐性を使った時にうっかりS・トリガーカードを回収してしまった」という事態を100%に近い確率で防ぐ事が可能となります。

さらに、この子を出した後に「終焉」の能力でシールドを追加した際、「終焉」の能力で追加されたシールドの中身を3割方読む事も可能です。慣れは必要ですが。

このゼニスの真骨頂は、「シールドの中身を把握する事によって、シールド回収を用いた手札補充の質を高める」という点にあると言えるでしょう。

 

「まだデッキの中に眠っているだろうカードを手札に加える為に、「終焉」の耐性と合わせて扱う」「シールド追加による防御固め及び耐性補強」と言った役割のゼニスと言えるでしょう。縁の下の力持ちです。

 

私のこの文章で伝わるのかは微妙ですが、「獅子」は決して優先するカードでは無いのですが、1枚あるのとないのとではデッキの柔軟性が大きく変わります。1枚は入れておきたいですね。

 

と、シールドのカードを把握する必要性について書いたので、ゼニスカードでは無いですがついでに。

シールドのカードの把握という意味では《ロジック・キューブ》も重要カードですね。説明の必要も薄い呪文サーチですが、このカードでシールドの中身を把握できるようにはしておきたいです。

《トライガード・チャージャー》に繋がるという事もあるので、《ロジック・スパーク》か《ヘブンズ・キューブ》のどちらかを1枚追加するのも良いと思います。

 

 

また、制圧の為には《創世と終焉のゼニスパーク》によるフリーズとタップキル、そして《真実の名 バウライオン》による呪文回収によって、制圧に必要なゼニスパークとシンフォニーを回収する必要も出てくるでしょう。

 


創世と終焉のゼニスパーク

光文明 コスト6 呪文

■S・トリガー

■カードを1枚引く。その後、自分の手札を1枚相手に見せる。そのカードのコスト以下の相手のクリーチャーをすべてタップする。そのクリーチャーがゼニス・クリーチャーなら、タップしたクリーチャーは次の相手のターンのはじめにアンタップしない。



真実の名 バウライオン

光文明 エンジェル・コマンド/アンノウン

コスト8 パワー8000

■ブロッカー

■W・ブレイカー

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、呪文を2枚まで、自分の墓地から手札に戻してもよい。


 

相手がビートダウンであれば、「獅子」「終焉」及びトライガードでシールドの質も上昇させておきたいところです。《創世と終焉のゼニスパーク》をシールドに準備しておけば、呪文封じが来ない限り1ターン確実な猶予を確保できます。呪文封じが来たターンは、できる限りブロッカー軍団で対処したいですね。そもそも「智」や「祝」のハンデスで撃たせる暇を与えないのが一番の対策ですが。

 

フィニッシュ方法
  • 《天頂秘伝 ゼニスレクイエム》を併用し、《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード」》の耐性によるごり押し及び《「祝」の頂 ウェディング》によって安全に勝利。

 

フィニッシュに関しては、相手が《デーモン・ハンド》等の「除去による間接的な防御トリガー」を使うデッキであれば、「終焉」の耐性を盾としてごり押しも通用します。

《終末の時計ザ・クロック》等の「相手の攻撃を直接止めるトリガー」を多く扱うデッキであれば、多少時間がかかろうと《「祝」の頂 ウェディング》で安全にシールドを焼く事の方が確実ですね。

 

どちらの方法にしても役に立つのが《天頂秘伝 ゼニス・レクイエム》です。

 


天頂秘伝ゼニス・レクイエム

無色 コスト12 呪文

■アタック・チャンス―ゼニス(自分のゼニスが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)

■このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1対のパワーは+50000され、「ワールド・ブレイカー」を得、「このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをアンタップしてもよい」を得る。


 

オーバーキルにも見えてくるこのカードによって、ゼニスパークでタップしたクリーチャーを根こそぎ滅ぼしつつ、相手のシールドを全てふっ飛ばしてやりましょう。

 

不採用カードについて

デフォルトの状態で採用されていたカードについて主に書いていきます。

 

《天運ゼニスクラッチ》

 


天運ゼニスクラッチ

無色 コスト7 呪文

■S・トリガー

■自分の山札をシャッフルし、その後、一番上のカードをすべてのプレイヤーに見せる。そのカードがゼニスであれば、コストを支払わずに召喚してもよい。ゼニスでなければ、そのカードを手札に加える。


 

 

このカードに関しては、過去の私が書いた通りです。

誰がなんと言おうとマストでは無いですし、ベターでもないです。

私個人の意見としては絶対にいりません。

 

そもそもゼニスが14枚しか採用されていませんし、それ以上増やすのは「それもう天門じゃなくてゼニスクラッチで良くね?」状態になります。

 

そもそも対ビートダウンへの対抗策は《ヘブンズ・ゲート》で事足りていますし、そのビートダウン対策を強めるという方向性で強化するにしても、《唸る鉄腕ギリガザミ》あたりの方がこのデッキのコンセプトとして合っていますし、「呪文封じに弱い」という面を補強する為に《閃光の守護者 ホーリー》あたりを入れた方が上手く作用するかと思われます。

 

はっきり言って、対ビートダウンを考えるなら一ターン確実に耐えるトリガーを採用して足止めした方が良いです。1ターン耐えて、増えた手札で《ヘブンズ・ゲート》を唱えてあげれば良い話です。

ただでさえやや癖のあるこのデッキにゼニスクラッチという癖のあるカードを採用する意義は薄いと思われます。

 

よほど自分の運に自信がある方以外は別のメタカードを入れた方が良いと思いますし、何より「天門ゼニス」である事の意義が危うくなるという事は頭に入れた方が良いと思います。

 

《「俺」の頂 ライオネル》

 


「俺」の頂 ライオネル

無色 アンノウン/ゼニス

コスト10 パワー13000

■ブロッカー

■W・ブレイカー

■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。その後、自分のシールドを1つ、相手に選ばせる。そのシールドを自分の手札に加えてもよい。

■自分の手札に加えるシールドカードすべてに「S・トリガー」を与える。

■エターナル・Ω


 

このデッキの派手さを強化するクリーチャーですね。

 

個人的に言える事としては、「この子を出す頃には、無理に運に頼らなくてもなんとかなる方法はいくらでもあるし、この子まで絡めるとオーバーキル気味になりやすい」という点ですかね。

 

悪いクリーチャーではありません。「獅子」とのシナジーは良い感じでもありますし、ここから他のゼニスを出して制圧という事も出来ます。ただ「なるべく多くのデッキと戦えるようにしたい」という方向性でデッキを組む際には自然と抜けていきました。過去の私は増量候補に入れていたので、なんだか申し訳ない気分になってきます。そういうものですけれどもね、デッキ構築というのは。

 

「呪」「破滅」

出す暇がないですね。

前者に関してはやや不確定で不安定です。フィニッシャーとして「祝」と選択になるかもしれないですね。最近ではツインパクトでデッキ内を固めたデッキも多くなりつつあり、そもそもツインパクトカードがデッキに採用される事が多くなり……といった点から、自身のポテンシャルを発揮しやすくなっているという点は評価点ですね。今後何かと入れ替える可能性はあります。

 

「破滅」は、理論上この上ないシナジーを発揮しているのですが、VANや「祝」、《創世と終焉のゼニスパーク》によるタップキルで案外能動的に盤面を制圧する事が可能なので、「ロマンあるけどマストでは無いな」と思う場面がほとんどでした。

もう少し「創世」をフル活用できるような構築にできれば、活躍の場が広がるのかもしれません。

 

《グローリー・スノー》

悪くは無いです。最近では《魂フエミドロ》を使ったツインパクトデッキがビッグマナ系のデッキになっていたり、モルネクが若干復権の兆しを見せていたりと、これを唱える機会自体は増えています。

「逆相」でマナ回収を行った場合のリカバリーとしても優秀ですね。

 

ただし、不安定である点と、「2枚積みのゼニスが多い関係上、マナに置くカードはある程度選べるようにして置いた方が良い」と、私が勝手に判断しているので、今回は不採用です。

 

環境次第ではこのカードを入れた方が良い場面も出てくる事でしょう。ただ、その場合はこのカードを4枚入れるのではなく、《ビスティック・マース》や《緑地銀 イーアル》と共に何枚かに分けて入れる等して墳墓策を取った方が良いでしょう。

 

調整案

このデッキを使ってみて、「入れようかどうしようか迷っているカード」を挙げていきましょう。

 

《奇石 ベイブレンラ/スーパー・エターナル・スパーク》

クリーチャー面はハンデス耐性持ち、呪文面はカード指定除去です。

意外にも《卍 新世壊 卍》採用型の魔道具が流行り始めているので、カード指定除去の価値というのは上がっている今日この頃です。

さらにハンデス耐性持ちのクリーチャー面となれば、このデッキの弱点を補強すると共にメタカードを採用できるという中々良い改造案に思えます。《「汝は偽名なりや?」》でサーチできる事から、このカードを入れるのであれば3ターン目にこのカード目当てで唱える事も考えられるようになりそうです。

 

ついでのようにトリガー比率もあげる事が可能です、ウィニーを使う速攻デッキ相手程度なら役に立つ事でしょう。

 

《唸る鉄腕ギリガザミ》

クイーンアルカディアスのような常在型の呪文メタを退かしながら、スーパーボーナスで《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》を唱える事が可能です。

色は合いませんが、このデッキのコンセプトを崩さずにビートダウン耐性を上げる方法としてはかなり優秀なカードかと。

 

 

総じて

大型ブロッカーの扱い、シールドの中身の確認とそれを活かした戦術の組み立て、除去耐性、相手の行動を縛り付ける能力、スパーク、タップキル。光文明のあらゆる特徴をこれでもかと言う位に積み込み、無色のカードパワーも借りながらではありますが豪快なコントロールを可能とするのがこのデッキです。

 

事前の考察や、何度か使ってみた時の解説の時から言っていますが、とにかく癖が強いです。ただその分、光文明の戦い方が好みな方にとっては大好物となってくれる筈のデッキですし、プレイバリューも高めです。

正直「大会で活躍していないからいらない」なんて切り捨てるにはもったいないと思える位に素晴らしいデッキです。

 

その癖の強さから勝てた時の達成感も高いです。思っていた程拡張性が低いわけでもなかったです。

個人的には本当に文句の付け所なんてどこにもないデッキです。決して初心者に勧める事はできませんが、我こそはと思う方は是非使いこなしてみて欲しいです。

……発売から時間が経っており、クロニクルレガシーデッキを見つけるのは少し困難になっていますが、見かけた際にはちょっと考えて欲しいですね。

 

以上、反骨精神。ポフルでした。