ポフルのデュエルマスターズ研究所

デュエマが強くなりたい人、デュエマをもっと色々な角度から楽しみたい人に贈る、アツかりし研究ノート的存在。

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《Mt.富士山ックス》の不満点についてもう少し深く【デュエル・マスターズ】

ポフルです。

 

 本日、Twitterでは事前に予告していましたが、先日の《Mt.富士山ックス》の事に関しての話をしようかと思います。

www.dmasters-pohu.com

 

 

 

カード情報おさらい

 


Mt.富士山ックス

無色 ジョーカーズ/ワンダフォース

コスト4 パワー1000+

GRクリーチャー

■バトルゾーンにある自分の他の《Mt.富士山ックス》があれば、このクリーチャーのパワーを+11000し、「T・ブレイカー」を与える。


 

 

不満点おさらい

先日書いた不満点を簡単に書きますと、以下の通りです。

 


《Mt.富士山ックス》は、主に子ども向けのコンテンツである「デュエル・マスターズ」において、高レアリティで手に入りにくいカードです。多少ですがアニメでも活躍しています(明確なフィニッシャーとして活躍していた事が2回もあるという事も書いておきましょう)

しかしその性能は、「同名カードを2枚手に入れなければ全く活躍できないスペック」であり、さらに「一箱買っても4分の1(SR全12種類の内、一箱に入っているSRの数が3枚)の確率でしか手に入らない」というものです。

子ども向けのコンテンツにしては、少々あくどい商法なのではないでしょうか。


 

この記事のねらい

「デュエル・マスターズ」における商品展開において、「ちょっとこの価格設定はやりすぎなんじゃないの?」とか、そういった疑問点、問題点を皆さんに投げかける事によって、「今の公式は信用できるのかどうか」を今一度考えてもらう為の記事です。

 

この記事を読んで「別に良くない?」と思うのであればそれで良し。「やっぱ最近の公式はユーザーの事を考えて無いな」と思うのも良しです。

 

改めて不満点について掘り下げる

《Mt.富士山ックス》アニメでの活躍とその弊害

アニメ「デュエル・マスターズ!」第46話「ジョー況不明!? 敵か!? 味方か!? 超ガチャレンジゾーン!」 でのデュエマにおいて、自身の能力でパンプアップした《Mt.富士山ックス》は、3枚あったシールドを一気にブレイクする事によって、《ジョット・ガン・ジョラゴン》の直接攻撃を通す事に成功しました。

 また、47話「鉄ケツのジョーカーズ! メカを求めて宇宙の旅!」でも、《ファーラー王》と自身の能力によって4枚のシールドをブレイクできるようになり、逆転勝利を収める事ができました。

 

その後の話においては、《The ジョラゴン・ガンマスター》の誕生によって出番を奪われがちではありますが、「主人公が扱う超GRの強力な点」というのをしっかりと表現する事に一役買ったクリーチャーと言えるでしょう。この姿を見て「《Mt.富士山ックス》を使いたい」と思った方も多いかと思います。

 

ただ、この「アニメでしっかり活躍したカード」という点が問題です。

インターネットの普及によって、カードの強さに関する情報があらゆる場所から手に入る現在ではあります。

しかし、子どもにとってはそういった強さに関する情報とは別として「アニメでカッコいい活躍をしていたからその真似をしたい」とか、「主人公が好きだから使いたい」という方も一定数存在しています。

そうして「《Mt.富士山ックス》を使いたいと思った子ども」を待ち受けるのは、「一般家庭の子どもの経済面を考えれば困難な数のパックを買わなければいけない現実」と「最悪シングル買いをする場合でも、マスターカード等と比べて供給が少ないという現実」です。

 

「TCG(トレーディングカード)だから、各プレイヤー間で交換すればいい」という話も恐らく挙がってくる事でしょう。(前回の記事において、「悪質なソシャゲのガチャみたいだ」というような表現をしましたが、プレイヤー間でのトレードが可能である以上ソシャゲと同列に語るのはあまり良くないかもしれないですね。申し訳ありませんでした)

ただし、そもそも複数枚前提のこのカードを「トレードしても良い」と言える子がどれだけ存在しているかという問題も挙がってきますね。上記のアニメの活躍もあって、ジョラゴン程では無いにしても「富士山ックスを使いたい」という子どもは一定数存在している筈です。

「気軽にトレードしてくれる友達がどんな子でも存在するだろう」という考えは、楽観視し過ぎな気がしますね。

 

通常パックのSRである事の問題点

SRの封入率は上に書いた通りです。

単純にパックから出てくる確率が低く、仮に「2箱買えるような子どもが2箱で2枚揃える事が出来た」としても、1万円近くのお金が飛んでいく計算になります。

子どもにとっての1万円がどれだけ大きいか、まともな金銭感覚を持った方ならわかる事でしょう。

 

そして、SRである事の問題点は封入率だけではありません。単純にカードショップやプレイヤーに供給される《Mt.富士山ックス》の数が少ない為、シングルカードの取り扱い店において、在庫が確保できず、お金を溜めた子どもが買えない事態という事も引き起こす可能性があります。

 

「供給が少ない」という点は、上記の「プレイヤー間で交換したらいい」という案を崩す点にもなっています。

VR等の多少供給が多いカードであれば、「3枚もいらないあら1枚なんかと交換しよう」と言える子どもも多少は増えるのかもしれないですが、供給の少ないSRともなれば、3枚目を余らせる子どもの絶対数は少ないと思いますね。

カードショップにてパックを爆買いする大人にトレードを申し込むのも良いのですが、見知らぬ大人にトレードを申し込むというのは勇気のいる事ですよね。そもそも大人が3枚目を手に入れたとして、「売った方が得」と考える方もいらっしゃるでしょうし。

 

シングル価格の上昇も多少の問題ではあります。ただ、基本的にシングル価格というのは公式が直接手を出せない物です。基本的には、シングルカードを扱うお店や会社、はたまた個人が、現在の需要と供給を見て値段を付けるものです。

別にシングルカードが売れたからと言ってそれが直接公式の売り上げになるわけでは無いですし、「公式への不満」として書くのは少々不適切でしょう。

 

一応、供給を少なくした事でシングル価格が上がっているので、間接的な不満というのはあるのですが。やはり「子どもが扱いにくいレアリティ設定」に対しての不満に帰ってきますね。

 

同じく同名カードを要求する《P・P・P・P》は、VRである事で供給が多く、またアニメや漫画での活躍が少なかったという点から、あまり話題に上がらなかったのではと思います。……今にして考えると、このカードもあんまりいい売り方とは思えませんが……。

 

子ども向けコンテンツであるという点

もう一つ問題な点としては、この「デュエル・マスターズ」というカードゲーム自体が「子ども向けのコンテンツである」という点ですね。

「小学生向け大会の開催(デュエバトルやWHF、ショッピングモールでのイベント)」や「子ども向けのコミック誌であるコロコロコミックでの宣伝活動」。

大人向けのコンテンツというのも存在してはいますが、基本的には「子どもも一緒に楽しめる商品orイベント」としての展開がほとんどです。

 

 そんな展開の中で、「アニメで活躍して、子どもが憧れるようなカード」に対して、「2枚集めなければならないカードかつSRカード」というのは、いかがなものでしょうかと。

ちょっと「子どもから金を巻き上げたい欲」的な物が今まで以上に大きくないですかと。このいやらしさに嫌気が出て、デュエマから離れる方が出てきてもおかしくないよなあと。

 

もう少し個人的な意見

すっごい個人的な不満なのですが、今回の《Mt.富士山ックス》。先日の記事で書いた通り「今後超GRから抜けていくカードだろう」という点も、個人的な不満点です。

「現状は強いけれど、1年以内には抜けていくような気もする」というのが、私の予想です。そう考えると、「このカードに憧れて集めようと過剰な出費を要求されて、いざ手に入った時にはもう他に強いカードが出ていた」という状況が来てもおかしくないこのカードはかなり罪作りなカードだなと思ってしまいますね。

 

あくまで「富士山ックスがそのうち使われなくなる」という予想に基づいた考えなので、この点で公式を責める気はありません。

ただ、現在スターターデッキのジョーカーズを自分なりに改良して使ってみた結果、《ガチャダマン》との相性がそこまで良くない上に、現状マッハファイターやジョーカーズ対策の全体火力が怖すぎて、「それならコロコロ付録の《The ジョラゴンGS》とか使った方が良いな」と思った位なので、この予想もあながち間違いではない気がしてきます。……他の方の構築ならもう少しうまくいくのかもしれないですけれど。

先日書いた通り、《Mt.富士山ックス》と名の付くカードが増えた場合にはこの評価も覆る事になるでしょう。

 

個人的に「大人にとっては、3枚目以降がハズレのカードになってしまうからダメ」という意見は無いです。

カードショップに売る事で他の子どもの手に渡るようにしても良いですし、子どもと(鮫ではなくしっかりと両者が納得する形で)トレードする事で両者win-winにする事もできます。

 

 

《Mt.富士山ックス》はどうあるべきだったか。どうすべきか。

どうあるべきだった?

確かに、《Mt.富士山ックス》はGRクリーチャーがまだそこまで充実していない現状ではそこそこ強力なカードではあります。はまれば強いという点も、SRらしさという物があります。

「VRやRで良かった」という意見はもちろんありますし、私もその意見が強かったのですが、とはいえ、「派手な事が出来るカード」としてSRに設定した公式の判断も、100%間違いとも言えないとは思うのです。これが大人向けのゲームであれば、このレアリティ設定にもある程度納得はしていたでしょう。

 

「金儲けの為に強いカードを高レアリティにするのは当然」という意見にも納得はできるのです。できるのですが、「じゃあスターターデッキの目玉カードとして収録すればよかったじゃん」というのが、私と彼女でなんとなく話した上での結論です。

 

スターターデッキに2枚入れておけば一定数の子どもの手に渡りますし、スターターデッキ限定にしておけばある程度の価値も維持できます。《ガンバトラーG7》なんかが良いお手本になっていますね。

 

公式側の利益を考えるのであれば、去年の「ツインヒーローデッキ」のような高額セットに限定収録のカードとして2枚収録する事でも、ある程度の価値は維持できます。

 ……そのくらいの事をして、手に入るならなるべく一度に2枚手に入る方法を取った方がよかったのではないですかね。

  

もしくは、他のゲームのようなやり方ですが、BOX購入特典的な感じで手に入るようにするか……ですが、結局子どもにBOX買いをさせる事に繋がっていますし、これはむずかしいですかね。

 

今後どうするべきか

ひとまず、今回の《Mt.富士山ックス》に関して評価できるポイントとしては、発売してしばらくの間再録されないカードリストである「デュエマゴールデンリスト」に《Mt.富士山ックス》の名前が無い事ですね。(超天篇より、このリストに入ったカードは翌々年まで再録されない事になるらしいです)

 

これによって、例えば既に発売が決まっている「100%新世界! GRパック100」に再録という形になってもおかしくは無いという事です。

 

この先近いうちに再録してくれるのであれば、今のこのSR収録に関しての不満は少しばかり解消されるでしょう。どんな形での再録になるのか次第ではありますが。

 

 

今現在、無理してでも《Mt.富士山ックス》を買おうと思っている方は、今一度購入を保留して「再録まで我慢できないものかどうか」を考え直した方が良いかと思います。ゴールデンリストに載っていない現状も踏まえて考えてみてください。

 

(尚、「今無理して買うか否かの問題」については、現在値上がり中の《ドドド・ドーピドープ》にも同じ事が言えます。4月3日現在公式がリストの修正を行ったようで、《ドドド・ドーピドープ》含むいくつかのカードがリストから消えています)

 

 

終わりに

ここまで《Mt.富士山ックス》についての意見を書いてきました。

おそらくこのカードに関する意見は色々なものがあると思います。もしも「最近の公式の働きに不信感がある」のであれば、公式へのお問い合わせをする事をオススメします。

……「別に不満ねぇよ」という方は、「そういう考えもあるんだな」くらいに留めておいていただければと思います。

 

以上。ポフルでした。